・プリプラクティス
1ヶ月前から1週間おきに計3日間入りました。
今大会は潮が悪い事がわかっていたので、プリプラクティスからオスをベースで釣って、3本中1本、メスを釣れば上出来と考えて練習していました。
水温は約12～13.5度で安定。
水位もほぼ安定。
毎年、春に向かうバスがスロープ周りのフラット、ワンドの出口、戸崎川から釣れるようになります。
しかし、今回はスロープ周りが不調でした。
スロープ周りだけではなく、全体的に不調で例年の半分以下。
ほとんど戸崎川でしか釣ることが出来ず、オスの300～600gが1日3本ぐらいでした。
ルアーはアンクルゴビー3インチの3/32ozジグヘッド。
プリプラクティス最終日に戸崎川最奥のワンドに、40cmぐらいのメスがさしているのを確認できて終了しました。

・前日プラクティス
水温はどんどん上昇して約14～16度。
水質は上流、城ノ下川は濁っており、下流は白濁り、戸崎川はささ濁り、スロープ周りは少し泥が混じった濁りでした。
2週間前の練習の時より約1.5mの減水。
先週より1m程、減水しているようです。
下げの中潮2日目。
減水、放水の影響でしょうか？スロープ周りのフラットが突然復活。
ジンクスミニスーパーブレードTG1/2ozシェルブレードで、38cm(800g)のオスを2本。
アンクルゴビー3インチ(アーカンソーシャイナー)の3/32ozジグヘッドで45cm(1300g)のメスが釣れました。
戸崎川最奥のワンドではピラーニャ60(スプリングブロッサムGP)で、35～38cm(500～800g)のオスを3本。
アンクルゴビー3インチのジグヘッドで、50アップ(2キロぐらい)を確認(バラシ)出来ました。
巻物の反応が良かったです。

・大会当日
天候はくもり、風向きは東風、気温は約10度、水温は中～下流が約15度、上流が約14度。
水質はあまり良くなく白濁り。
水温は冷え込みの影響で前日より1～2度下がっていました。
濁りは取れてきたのですが、前日の昼頃から放水を止めているので、水質が悪くなっているエリアが増えました。
下げの中潮3日目。
状況は最悪です。

今日のプランはスロープ周りのフラットと、戸崎川最奥のワンドだけでどうにかして釣る。
フライトが遅かったのですが、スロープ周りのフラットが空いているので、ここからスタート。
ジンクスミニスーパーブレードTG1/2ozシェルブレードとアンクルゴビー3インチのジグヘッドで釣るのですが、水が動かず、くもり後雨の予報なので風も吹きません。
嫌な雰囲気だったので1時間で切り上げて、一気に戸崎川の最奥までロングドライブ。
もう、ここで心中です。
今まで良かったワンド内のフラットを釣るのですがノーバイト、ヤバイです。
冷え込みと水位の変化で、もう1段下の水深2mぐらいのフラットの冠水植物に移動していると考え、ポジションをずらすとアンクルゴビー3インチ(アーカンソーシャイナー)3/32ozジグヘッドのズル引きに反応してくれました。
38cm(570g)と42cm(960g)のオスでした。
あと1本。

前日、2キロクラスのメスはどこに？
うろうろチェックしていると、ワンドの出口でアンクルゴビー3インチ(アーカンソーシャイナー)3/32ozにメスのバイト。
やたら引くので、慎重に慎重に…。
45cm(1800g)のメスでした。
やっと揃いました。
残り時間を考えるとスロープ周りでラストアタックした方が良いと考えトライしました。

結果3本3430gで優勝！！
今年もアンクルゴビー3インチ(ホワイトベリーのツートンカラー)に助けられた開幕戦でした。
このカラー九州地方は特に釣れると思います。
ボトムでゆっくり動かしてみて下さい。
きっと釣れると思いますよ。