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一目瞭然
こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

ここ最近の茹だるような暑さに、ようやく本格的な夏が来たと感じる今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

毎朝、脳天を貫くセミの大合唱で目覚めているためか、少々鳴き声が鬱陶しく感じます。

特に五月蝿いのが関西地方に多いクマゼミ、日本に生息するセミの中で最も大きくなり、「ワシワシワシワシ」と体型に見合った鳴き声が強烈です。

関東に住んでいる頃は、クマゼミの鳴き声は殆ど聞くことはなく、アブラゼミやミンミンゼミが大多数を占めていました。

クマゼミやミンゼミの鳴き声を聞くと、体感温度が上がるのは私だけでしょうか。


もう少し音量下げてもらえませんか?


さて、ギルロイドの発売日が間近に迫り、今か今かと待ちわびている方も居られると思います。

8月頭には店頭に並ぶ予定ですから楽しみに待っていて下さい。




ギルロイドは見てわかるとおり、泳・い・で・るブルーギルをモチーフにデザインしています。

泳・い・で・るって所を何故強調したかと言うと、ブルーギルやブラックバスが泳いでる時、第一背ビレ(前後2つの背ビレの前方部分)を必ず畳んで泳ぎます。

第一背ビレを広げた状態のままで泳ぐと、かなりの水の抵抗を受けるために、早く安定して泳ぐことが出来なくなるからです。

海中を猛スピードで泳ぐマグロを水族館で観たことはあるでしょうか。

マグロの背ビレを観ていただくとわかるのですが、他の魚種に比べて泳ぐスピードもあり、常に泳ぎ回っていないと窒息死するために、制止する事が出来ません。

泳ぎ続けなければならない為に、不要な背ビレは小さく退化しています。

第一背ビレを広げている時というのは、泳ぎを止めて制止しているか、敵に対して威嚇している時で、泳いでいる時ではないのです。

ギルロイドは、バスに追われて逃げ惑うギルを、忠実に再現しているのです。




ブルーギルは、サンフィッシュ科に属し、日本には一種類しか生息していませんが、原産地アメリカではブルーギル以外に12種類もいるそうです。

順次、珍しいカラーのサンフィッシュをギルロイドのボディに採用していきますので、楽しみにしていてください。

3Dリアリズムフィニッシュのホンモノと見間違える程のリアルさのお陰で!? フィールドで使用していると、水中の背景に溶け込んでしまう為に、時折ルアーを見失うことが多々あります。

ビッグベイトルアーはサイトフィッシングで使う事も多く、人間から目視し易くなっていなければ、せっかくのバイトチャンスを逃してしまいます。

そんな場合に、背中に蛍光カラーを施した、ハイビズカラーを持っていると重宝するのですが、コストの関係上、全てのカラーにハイビズカラーを導入する事は難しい現実があります。

そこで、人間側から見やすくするために、ルアーの背中に蛍光テープを貼るだけで、手軽にハイビズカラーにする事が出来ます。




作り方は至って簡単、蛍光テープを好みの大きさにカットしてルアーに貼るだけです。


初心者の方に。

汚染されたブルーギルではありません。
パンプキンシードというブルーギルの仲間です。


蛍光テープを貼るだけで視認性がアップし釣果倍増ですよ。

それでは皆さん良い釣りを

 

 

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