フラットサイドチャター誕生?!
ホサキブログでモザイク公開していた正体は「ギルボーンチャター」。
泳ぎも見た目もギルそのもの。キモはGB逆付けとセッティング。


                                    
ヤバいです。最近、デカバス釣れすぎです。とうとう先日、琵琶湖、池原、七色、メキシコ、アメリカ以外では初となる化け物まで釣ってしまった。それも衆人環視のドメジャーレイクで…。
それにしても最近、ザリ(エビ)にギルに鮎からウナギまで、「マッチザベイト」がハマった時の爆発力の凄さを改めて見直している。ただ、姿かたちを真似ているだけでは反応は薄く、やはり何か「本物以上に本物に見える動きのツボ」があるように思う。


完全にギルだと思っているのか、ほとんど丸呑み。
他の巻きモノに比べ、反応が明らかに違った。


先々週、テストルアーの動画ロケで青野ダムを訪れた際、そのルアーには状況的に無理があり、半ばロケを断念しかけていた。そんな中、ふと前から気になっていたモグチャにギルボーンを付けてみた。しかし案の定、口のミミズは細いわ、ミミズを切ると背中の鰭幕?が邪魔で針先が真っ直ぐ抜けないわ、最高にダサくなった。ダサい組み合わせは往々にして動きも飛距離も終わってることが多いが、やはり終わってた。


ど素人ギルチャ。
フック小さすぎ、スカート多過ぎ長過ぎ、ブサイクすぎ、飛ばない上に、千鳥なし。


「ぶっさいくやなコレ…終わっとるわ」と、今度は半ば諦め気味にミミズを切ってGBを逆さまに付けてみた。だが、コレが何かスッキリいった。一見、人間から見るとギルの形が台無しに思える掟破りなのだが…何がバスにとってより本物らしく見えるのかは、バスに聞いて見なければ解らないものだ。
そして、その逆さGBチャターを泳がした瞬間、思わず「ウォッ!!」と声が出てしまった。経験上、この声が反射的に出たとき、そのルアーはイケている。人もバスもリアクションバイトする物は似ているのかもしれない。


今江式フラットサイドギルチャター。
フックぴったり、スカート少なめ、シルエットスッキリ、飛距離抜群、泳ぎは美千鳥、まんまギル。
さて何が違うでしょうか?チャターマニアならわかります。


答えが出るまでには半時も掛からなかった。まだベッドのほとんどなかったドメジャーレイク・三田の青野ダムで、この逆さギルチャは半日で50アップ3本と言う驚異的な結果を出してしまった…。これはままさにフラットサイドクランクに、千鳥の威力を加えたフラットサイドチャターである。


ものの30分で答えは出た。
いままでにない「縦」のシルエットが強烈なアピールを生むギルチャ。


ただ、このギルチャにはチャターの使い手ならではの綿密なセッティングの肝があるのも事実(半分偶然ですけど…)。セッティング一つでゴミにも宝にもなる、それがチャターの魅力なのだ。今回は時間がないのでこの重要なキモについてはまた次回。


ギルボーンはどんなリグでも必ずシルエットが「縦」になるように使うのが全てのキモ。
バスが反応してくる距離が全然違ってくる。


この取材やロケの模様は詳細なリグのキモ、操作のキモを含め、第一弾「早春のアライブ表層テロ巻き釣法(七川)&プリの跳ねエビ釣法(柳井原)」から順次動画配信するので是非ご期待下さい。かなり衝撃的な内容ですよ。


詳細は動画で公開予定。
気になる人は今週号の週間ルアーニュース1面2面をご覧ください。かなりキモまで書いてます。

 

 

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