遂に完成間近!!!&SGアンドロイド・リリース情報…の巻
毎度のことながら、大幅遅れで様々なタックル達にGOサインが出始めた。
結局、オフシーズン中には満足いくテストができないのだ。実戦で釣ってみて初めて解る事は多い。



毎年、トレイルが始まってしまうと、練習と本戦に月の2/3近くが遠征、釣りっぱなしとなる。このスケジュールに各誌の取材が絡んでくるんだから、ホンマに仕事をする時間が超濃厚に圧縮されてキツイ。むしろ練習している時が一番自由に感じる今日この頃であります。


梅雨ですね〜改めて観察すると野池に蛙ってめちゃくちゃいますね・・・。


さて、いよいよ梅雨本番…と言う事で、かねてから塗ってみたと思っていたバッツの蛙カラーに挑戦している。軽く塗ってみると、これがまた何か最高にハマってしまった。やっぱりバッツの動きや容姿はまさに蛙だったんだと妙に納得してしまった。


かなりキモイ、牛ガエルも野池にはいっぱいいる。
もともと「食用ガエル」だけに、バスにもさぞかし美味しい牛肉なのだろう。


確かに、バッツを岸ギリにポテンと落とし、ポカ~ンと浮かした後の最初の潜れそうで潜れない「もがき」は本当に慌てた蛙そっくりに見える。考えてみれば、野池でハイシーズンに一番見かける小動物と言えば蛙。何処にでも沢山いるし、栄養価は高そう。ザリガニみたいに硬くて消化に悪そうでないし、小魚より鈍臭い蛙はバスにとって格好の餌に違いないだろう。…と言うわけで現在、工場ではこの蛙バッツの仕上げを研究中。見上げた時に蛙のイメージがちゃんとバスに伝わるように、色んなカラーパターンを模索中である。


トノサマバッツのイメージは大体完成。もっとバスが見上げた時に蛙らしく見える塗装を研究中。


こう言った新しいコンセプトカラーが決まると、アクションやスピード、喰わせる場所のイメージがとても具体的になり、急にそのルアーの封印が解けたりする。だからルアーのカラーリングはバス目線以上に、人間にとっても本当に面白いのだ。


牛ガエルの色って、場所によってカメレオンのように変わる。結構悩んでいます・・・。


さて、そんなバッツの開発の中で、自分的に過去最強の戦闘能力を持つスーパーバッツこと「BATTLE BATS」の最終金型に遂にGOサインを出す事ができた。
このバトルバッツは、現行ワドルバッツダイブの究極進化形とも言えるトーナメントグレードの千鳥クランク。


藤木の試合級のマジファイト。まさかスイムテストでビッグモンドが起きるなど想定外?だった。


先日、藤木が近くの青野ダムで工場スタッフと最終スイムテストを行った時、なんとあの青野ダムでいきなり50アップがモンドリング。泳ぎの確認のつもりだけだったのが、予想を超える嬉しいハプニングになった。


満面の笑顔のフージーさん。バスからの回答で苦労が報われた瞬間だ。

この木の先端が見えなくなる付近でチドった瞬間に激モンド。モンドった水深は1.2mぐらいだったそうです。


ところがその翌週、我々プロスタッフが北浦に滞在している折、最終金型モデルのスイムテストに工場スタッフが今度は東条湖に行ったのだが、またしても事件が起こってしまった。
一人でレンタルボートを借りて、最終試作バトルバッツ数個だけを持って動きの最終確認に行った工場スタッフが、なんとあの、あの東条湖で、僅か数時間で50cmを遥かに超えるビッグバスが2本もモンドリングしてしまった。


耳を疑った東条湖での激モンド50アップバス。あの東条湖でシャロークランクで釣れるか???マジで???


さすがに作業服の上数時間だけの予定だったのでメジャーは持って行くはずもなかったが、
写真で見ても解るように滅多にお目にかかれないワイルド極まる見事なバス。まるで4年前、モグチャに初めて荒反応を見せた「賢そう」な歴戦のツワモノって感じのバスだ。
工場スタッフが通常行っている金型の仕上がり確認のためのスイムテストで、これだけ50アップが出たのは前代未聞である。しかも場所が場所だけに、衝撃的だった。


1本目の楽勝50アップ。1尾ならまだマグレも…。

2本目の楽勝50アップ。マジですか???東条湖ですよ・・・スイムテストですよ・・・。
工場スタッフはプロじゃない普通のアングラーです。


黒帯RF-2後編特典で公開したバトルバッツ(仮称ワドルビートル)は奇跡のマスターモデルだったが、その後約半年に亘るおびただしいNG却下を経て遂に奇跡のマスターモデルを超えるスーパー千鳥バッツが完成間近になった。


前代未聞の独特のシェイプをもつBattleBats。
ロングビルだが最大1.5mダイバー。ウォブルピッチの速さ、千鳥のキレ、幅はワドルバッツを完全に超えた。


ワドルバッツを遥かに超える独特のフォルムからの高速ピッチのウォブリング捻りを伴わないまるでワープの様な瞬間水平移動的「デフレクション」(2次元方向への高速千鳥をこう呼んでいる)、そしてサブサーフェイスからミドルレンジまでモグチャとほぼ同じレンジを安定して通せる潜行能力。同時に優れたカバー回避力も持つ。


水面お楽しみ系ルアーではなく、
バトルバッツはあくまでモグチャに出来ない事を実現させた、「止めれて」、「当てれて」、「回避させれる」
巻くだけクランク。動きはモグチャに酷似する。


TOP50シーンでも使い切れる、モグチャに匹敵する戦闘の能力を持つ千鳥クランク、ワドルシステムを開発して以来3年、いよいよバッツはトーナメントシーンへ満を持して参戦する。

PS:6月20日19時より、アンドロイド夜光貝モデル小量リリース確定。
詳しくはサイドリバー・http://www.ei-publishing.co.jp/outdoor/fishing/imk_andoroid180_120620/まで。


 

 

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