バッツの蛙パターンの巻
蛙が多数、確認できたエリアではモンドリング多発。
但し、バス以上にズーナマにモテモテ・・・。やっぱ蛙ですか・・・。



さて、何やら最近、「ビッグバッツ」が熱い。実は昨年、まだトップの季節には早い5月の上旬にもかかわらず、野池でやたらビッグバッツへのバスの反応が良い事に気が付いていた。それ故、昨年は5月早々からにバッツの動画撮影を成功させている。
バッツは他のトップ系プラグに比べ、春でも水面への反応がやけに良いなと思っていたが、今年になってホサキングのブログhttp://ameblo.jp/hosaking/entry-11257211439.htmlを見ていて、なるほどな!…と唸らせられる事があった。


ビッグバッツの使い方がとてもうまいホサキング。
GW明けの動画撮影でも見事バッツで53cmをキャッチ。近日公開予定です。


その理由が今回の霞水系にも当てはまったから、バスフィッシングと言うのは本当に観察眼が大切な釣りだと痛感している。
その理由とはズバリ「カエル」である。
そう、GWを過ぎたころから、野池や平野部の沼、特に田植えの絡むエリアで頻繁に目にする動物、それこそが「カエル」なのである。今回も霞水系のあらゆる所でカエルが「ポカーン」と水面に浮かんでいる光景を幾度も目撃した。なんかカエルも産卵が関係しているのか、ポカーンと岸際の水面でダルそうに浮かんでいるカエルがやたらと多いのである。


確かにビッグバッツの雰囲気ありますね〜。田植えの季節にいっぱい出てきます。蛙カラー塗ってみますか。


そう、ビッグバッツの姿形、着水からのもがく様な動き出しはまさに「カエル君」。
バスはどうやらバッツの着水音と、もがく様に潜ろうとする姿を「カエル」と勘違いしているようである。岸から飛び込み、ポカーンと浮かんでいたカエルが何かの拍子に驚くと、おもむろにギクシャクと手足をばたつかせ潜ろうとする…がイマイチ潜り切れない…。その瞬間が、まさにバッツの着水〜ポーズ〜泳ぎだしにそっくりなのだ。ずっと「白系」が抜群に効くと感じていたが、カエルの腹と考えれば納得である。ブレードの形も良く見りゃ脚の水かきそっくりにも見える。


葦のポケットでポーズ直後の千鳥にモンドリング。
蛙と思って、浮かせてバスに見せておくのがキモ。
動き出しの千鳥でモンドリングが非常に多い。


マッチザベイトと言うが、野池でバッツ、それもまだトップに少し早いこの時期、ビッグバッツが良く釣れる理由が、バスから見ると実は「バッツの動きはカエルに見える??」のかもしれない。近々、野池や沼などカエルが多くみられる釣り場に行く事があったら、是非、土手から飛び込んだ、潜りたいのに腹が太り過ぎて潜れないデブガエルの「もがき」をイメージしてバッツを泳がせてみよう。
特に最初のポーズから動き出しで水面を割るケースが非常に多い。このイメージを持つだけで、バッツの使い方が劇的に上手くなるかもしれませんよ。
ちなみにこの実釣動画もバッツを「蛙」と思って見れば納得のバイトシーンです…。特に12分からのバスは今見れば完璧な「蛙パターン」ですね。


 

 

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