トップ50第3戦旭川ダム減水のため開催中止決定&ジャバロン160ホイチョイ実釣報告の巻

11日の雨も焼け石に水・・・
水はあるように見えても、延々水深10〜20cmの泥底。

旭川ダム戦が中止になった。最後の望みを託していた入梅も全く焼け石に水・・・。ジョンボートすらハンドキャリーでも降ろすことが不可能な大減水となり、本日午前、旭川ダム戦は本部決定により中止となった。
まあ自然災害だけはどうすることも出来ないので、仕方がないとは言え正直ガックリ来た。外来生物法は施行されたが、最大の懸案であったトーナメント開催に関わる問題もクリアされ、ようやく集中して練習にも望め、かなりの手応えを掴んでいただけに無念である。
結果はタラレバの世界だが、今回の試合に関しては勝てる可能性は高いと思っていた。この中止が今後どう振り替えられるのかはまだ全く未定だ。第1戦の振り替えすらいまだ決まらない現状で、正直、今後の試合に対するモチベーションをどこまで維持できるかが一番大変そうだ。
詳しい情報は旭川ダム水上安全委員会(旭川中島公園事務所)のHPに会場の現状写真がアップされている。

ということで、本来なら試合後に公開する予定だったのだが、今回は旭川ダムのプリプラクティス中(6月3日)に撮影した ジャバロン160によるホイチョイ実釣映像第一部を緊急公開 しよう。
場所は旭川ダムの旦土橋すぐの上流部。この時はかろうじてまだボートで上がれたが、残念ながら現在はただの「瀬」か「小川」になっていると思う。
この時のタックルはスタリオンにAE74、14ポンドフロロに7gのテキサスリグ。フックは「ガマカツワーム323モンスター」の5/0。このフックは激流や岩場などで最高のワームホールド性能がある。ノガレスセカンドバイトモンスター5/0より更に太軸で重量があり重心が低くなるため、流れの強い場所ではジャバロンをより安定させて引くことが出来る裏技フックだ。フッキング重視はノガレスだが、ヘビーユースな場所では323モンスターを使っている。ビッグワームには非常にいいフックなのだが4/0がないのが超痛い・・・。
いよいよ今月下旬、ジャバロン160発売決定!!
(目玉は自分でつけてね。)
今回使用しているルアーは、今月に発売になるジャバロン160鮎系カラーである。水深1m前後の瀬のシャローに対しクロスストリームで大遠投し、流れよりやや速いスピードで上流から流されてきた鮎のようにジャバロン160を「速巻き」している。アタリはボトムのコツコツ感に混じって、明らかに違ったコンコン感?みたいなアタリがでる。そしたら慌てず騒がず、グウゥーと重量が乗るまで一呼吸おいてからフルパワーフッキング。この時、流れの速さに負けないように素早く強く合わせること。バスは食ってから必ず下流に向かって走るので、フッキングが甘いと最初のジャンプで外れてしまう。フッキング後はリールを早く巻くことも大切。遠投性能と乗せ(食わせ)性能、ショートグリップのため実質のブランク長は7フィートに匹敵するトルクのデカいスタリオンは、初めから決して狙ったわけではないがジャバロン160には最高にマッチする。
百聞は一見にしかず。まずはビデオシアターを見てイメージを掴んで欲しい。ちなみにジャバロン140でもテキサスなら使い方は同じ。ジャバロン140のノーシンカー系使用法は、これまた今月発売の黒帯8「50アップ黄金の法則」を見てください。

ジャバロン160ホイチョイ実釣映像 PART1


最後に、ジャバロン140のワンポイントアドバイス。ジャバロン140は最高の動きを出すために非常にソフトな特殊ソルトマテリアルを使っている。そのため、ノガレスモンスターのフックセットをミスると顎の下の部分が裂けやすくなることがある。
これを解消するにはまず、ワームストッパーをワームに貫通させる前に、ちょうどラインの結び目を湿らすようにペロリと「ひと舐め」する。するとツルリとスムーズにフックが抜け裂けにくくなる。意外と知らない人が多いので、是非試してみて欲しい。
ストッパーゴムをこの位置にしてから、
ワームを通す直前にひと舐め。スムースイン!
また、ちょっとめんどくさいがワームのもちを遥かに良くする裏技を紹介しておこう。これはよく千切れて飛んでいってしまうワッキーリグ、ライブベイトリグなどにも使えるシークレットだ。
用意するのは写真の接着剤。どれもホームセンターで簡単に手に入る180〜300円程度の接着剤。この接着剤をワームを使用する前にフッククランクが当たる顎の部分にたっぷり塗布するだけ。ただし、直ぐに乾く速乾性だが、塗布後
最低2時間くらいは馴染ませておいたほうが良い。
実用強度ナンバーワンはこれ
「ヘンケル・スーパークリア」
コーナンで300円程度。
塗布面に少し気泡が発生するのが欠点。
スーパークリアを塗布して15分、乾燥後。
気泡がなければ最高なんですが・・・。
どこでも売ってるセメダインの塩ビ用
速乾で最も美しく仕上がるが、皮膜強度が落ちるため
2〜3度塗りがベスト。
価格も180円程度。
第2位の塩ビパイプ用。
筆付きで塗りやすく密着性もいいが、皮膜が薄い。
重ね塗りが必要。
ワーム補強材第3位はボンド社のウルトラ多用途
300円程度。
速乾で皮膜は強いのだが、ワームへの接着強度は3つのうち最弱。
ライターでワームをあぶって、その上から塗るとかなりマシ。
ここに紹介した3種類以外はまったくワームに接着できないので要注意。
ただ、どれも一長一短があるため、パーフェクトではないのが玉に傷。しかし、それでも実釣耐久性はかなり上がるのでビッグワームやワッキーリグにはお勧めである。ちなみに裂けてしまったら、アクセルのリペアボンドか瞬間接着剤でもう一回は補修することが出来ます。
それでもジャバロンの場合は重いので、ジャンプ一発鯉のぼりになった場合はどうしようもありませんので悪しからず・・・。

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