ジャバロン&スピンコブラ関東メジャーレイクで爆発の巻。
ちょっと更新が遅れてスンマセン。というのも今週は関東某メジャーレイクへ遠征しており、ホテルの電波状況が最悪で画像を一切送れない事態に陥ってしまっていた。いつもはau―WINを使っているのだが、auがアウト!ドコモでは画像一枚に15分近くかかってしまいあえなく断念。楽しみにしていてくれた人には本当にゴメンナサイ。

さて今回は黒帯VIIIのロケ後半戦で、テーマはジャバロンが関東のハイプレッシャーレイクでも効くのかどうか、テストを兼ねての取材だ。しかも今回は黒帯VIII特典映像としてスピンコブラの生みの親?、であり、今年、トップ50第2戦準優勝、JII河口湖準優勝と波に乗る阿部進吾のPEラインを使ったパワーフィネステクニックのWロケ強行、しかも違う2つの湖で行うという荒業取材だったのだ。
ロケ場所はまだ公開できないのだが、両湖とも関東では屈指の超人気レイク、特に阿部進吾がトライした湖は、最近
関東では超注目の湖。非常に難しいことで有名なのだが、出れば関東ではなかなかお目にかかれない リアル50アップという場所だ。
やっぱり関東の湖は難しい。
でもだからこそ釣れた時の喜びは大きい。
黒帯初の関東ロケは大成功!
今回のロケはゴールデンウィーク後、しかも地元の話ではスポーニングのピークが今年は去年よりかなり早いらしく、
すでにGWで叩かれまくったド・ポスト状態。潮回りも悪くかなり厳しい予想はしていたものの、さすがに平日なら、あの「必殺ジャバロン速巻き」で何とかなるだろうという甘い考えでの決行だった。

今回持って行ったタックルボックスの中身。
最近のマイブームはクランク系です。
でも結局、ジャバロンしかほとんど使いませんでした。
そしてロケ当日、自分の考えの甘さと関東のバスレイクを甘く見ていたことに愕然とする状況が待っていた。
実は黒帯のロケで関東上陸は今回が初めて。野尻湖や八郎潟はあるのだが、本当の意味で関東の超人気レイクで
黒帯ロケをするのは初めてなのである。それだけジャバロンに自信があっての関東ロケ(いちおう今回もキーパー50cm!?)だったのだが、関東と関西の湖の違いを嫌というほど実感させられてしまった。まず愕然としたのが人の多さ。なんと平日にもかかわらず、レンタルボートは朝5時半で全て出切ってしまっており、駐車場は止める隙間もなし。湖に出て川筋を上がっていくと更に愕然…。ここぞといういい場所には常に5〜6艇がずっと陣取っており、どこまで遡ってもまともに釣れる場所がない…。ビデオカメラには常にボートが複数映ってしまう程の大盛況。関西の湖では考えられないアングラーの多さ、そして尋常でない朝の早さである(ちなみに黒帯はいつも9時前スタートという体たらく…)。
そしてもう一つ感心するのがアングラーのレベルの高さである。どう見ても素人ではなく、バスプロも真っ青なほどに釣りのレベルが高く、まさにレイクスペシャリスト的な独特の釣りをしているのだ。いかも狙う場所がこれまたレベルが高い。こんな中で呑気にビッグベイトじゃー!、ワシはこれで釣りたいんじゃーなんてノリでやって通じるような甘いものではない。というか投げて引く場所がない…。こんな超ハイプレッシャーのなかでしのぎを削っていれば、そりゃ上手くなるわな、と思わざるを得ない程、環境の違いを思い知らされた初日だった。逆にそれだけ関東はバスに対する理解と、湖が
バスを管理しレジャーとして有効利用しようとしている姿勢がよくわかる。
ロケは楽しいけど苦しい。
でもたぶん今回も皆さんの釣りに即役に立つ情報満載で
お届けできると思う。
撮影毎にハードルが高くなっていって大変です・・・
確かに関西はマイナーレイクが多く、人も少なく、正直よく釣れるが、最近はマイナーでシークレットなところ程、ロケには尋常でないほど気を使わなければならない。むしろ最近は無理な取材強行のために、ロケ、TV、メディアお断りになった湖が急増している。逆にこちらは湖全部が地元を含めて仲間感覚で、釣りをし終えてからの釣り人同志の交流がとても和やかだ。ロケ終了後、ボート屋のおじさん、地元アングラー、知らない人?とVTRチェックで盛り上がれるなんてことは最近なかなかない。これでデカいバスがバカスカ釣れれば言うことないんですが、そうは行かないところが難しいところだ。それでも上手いロコは確実に釣って帰ってきてるところが凄い。
今回の黒帯VIIIでは特典映像として
スピンコブラ阿部のPEパワーフィネスの極意?が初公開!
関東メジャーで堂々の50アップを初め、45アップ連発です。
今回は私も阿部も湖こそ違うが、それこそトーナメント本番並の激マジロケになってしまった。阿部なんか初めは余りの釣れなさ、そして初ロケにテンパってしまって、怒ってんのかお前?見たいなカチカチ映像になってて笑える。

さてさて、肝心のロケのほうは先月、ナベ式ジャバロンは速巻きを再びマスターしようと望んだのだが、結果として今回は完全無欠のノーヒットノーラン。というか引く場所が余りになさ過ぎ、バスも速いベイトを追えるようなコンディションになかった。オマケにスポーニングはほぼ完全に終了しており、ネストすらまたしても一つも見ることがなかった。前回が早すぎでネストもなかったのに対し、今回は完全な激ポスト&GWショック状態&激人多すぎの最悪のコンディションにハマってしまっていたようだ。出発前はジャバロン速巻きでメスがバコバコを夢見ていただけにショックはデカかった。

今回、ジャバロンはいっぱい持って行きましたが、
全部イマイチサンプル・・・。結局大活躍したのは
製品版ジャバ140抹茶ういろでした。
かといって今回のテーマが50cmアップ&ジャバロンの使いこなし方。こりゃライトリグだなって解っていても、何の手を使っても良い訳ではないのがロケのしんどいところ。
しかし、このどうしても決められたルアーで釣らなければならないという制約の中から、またしても新しい釣り方や、釣れない&人が多い=ライトリグの公式が絶対でもない事が解かるのがロケのいいところでもある。
時としてでかいルアーは人が多かろうとタフであろうと、ライトリグ以上に釣れる可能性、方法があることを気づかせてくれる貴重な機会でもあるのだ。

いつも同じ使い方が釣れるとは限らない。
バスのコンディションに合わせて
どう使うかを見つけるのがキモだ。

前回のロケは初日、ライトリグに走っても2人とも完全に丸坊主を喰らってしまった。この状況はジャバロンでは絶対にないと思ってしまったが、結果は何よりもジャバロンは強かったことがナベのおかげで判明した。
今回もロケ前半、これは絶対にジャバロンでは無理だと思いかけてしまった。しかし、この前の経験が「まず使い方を劇的に変える」という良い意味での勉強になったことが功を奏した。今回のロケはまさに前回と完全に逆。本当に180度逆パターンが炸裂したのである。

今回も大活躍した抹茶ウイロ(手前)。
実はグリーンパンプキンなんですが、ジャバロン140には動きの秘密上、特殊な粒の塩が使われており、こんな色になってしまいます。
そして「ジャバロンで5キロオーバー釣れました」と言うと、地元のアングラーは一様に驚きの言葉を発した。これは5キロオーバーという数字ではなく、「デカいベイトで」という点に驚いていたのである。
結果として今回の初関東ロケは人の多さとポスト状態にかなり苦しんだのだが、キーパー50cmルールも完璧クリア!阿部進吾もスピンコブラ&PEラインのパワーフィネスで感動の50cmオーバー捕獲!と黒帯VIII関東編はこれ以上ないといってもいい大成功に終わりロケを完了することができた。
これは黒帯ザ・ベスト。
黒帯I〜VI&池原、USA特別編までをとても解りやすく再編集しています。
黒帯のロケは毎回テーマを変えて撮影するので、ハマらない時は大変です。
黒帯VIIIは50cmオーバー総数で黒帯琵琶湖編をも上回る史上最高の結果、そして内容に終えることができた。
そして今回のロケをまたしても大成功に導いたその方法とは?それはまた次回。
・・・TO BE CONTINUED・・・


今回のもう一つの名脇役。
KTF(沢村チューン)のチューンドエレキ。
あの超高速仕様の沢村艇と同じチューンです。
なんと120ポンドオーバー。
カメラマンと2人乗り、装備満載、ライブウエル満タン
でも激速・・・はっきり言ってヤバいです。
一般販売も開始するようです。
別名「カメラマン殺し」・・・間違って踏むと大変です・・・

こちらは、ペラ角度を変更した沢村チューンマチェットプロップ。ナット部はスピンナーロックでキャリル特注の
ブラックバージョン。整流効果を高め、更にスピードアップさせる効果がある。
まもなく一般販売開始だそうです。
 
 
 

 

 

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