K.imae Today's Tips 2437『小さな凶器』

今年、自分の中での大きな変化でもある激セコフィネスの研究。

色んな激セコワームを研究していたが、自分に最も適した激セコフィネスとして
真剣に作りこんだのが「スキニーイール4&3」。

正直、全く販売は考えておらず(ってか売れると思えん…)、
自分のためだけの最終兵器として作ったもの。

ところが、コイツは自分の想像を超えてヤバいものを生み出してしまったかもしれない。

R-55指定しとけばよかったものを、親心で三原に渡したのが運の尽き、笑。

ただでさえフィネスが上手いやつが使うと、こいつは超絶の凶器でした。

三原虫に加え、スキニーイールを手にした三原は正に鬼に金棒状態…。

七色では究極ヤバイと思ってたが、三原も大興奮するほどの激ヤバだったそう。

















実は最終シェイプに至るまで、
見た目はほとんど変わらないように思えて様々な太さと長さを試していた。

これはスキニーよりコンマ数mm太いバージョン。

見た目じゃほとんどその差は解らないほど。

コイツは自分的にはイマイチ…ただのネコリグ。

レインズスワンプミニと似たようなものを作っても、
それじゃ差も出ないし武器にならない。

素材の張りと太さ、長さの黄金比率を探し出す事が最大の狙いで、
超高速ピッチでシェイク視ながら泳がしたときの「痙攣波動」に徹底して拘った。

激セコなストレートワームをシャッドやスピナーベイトの
タダ巻き感覚で超振動させながら泳がすイメージ。

稚魚やエビにも化けるし、シラウオやイナッコにも化ける痙攣波動。
そして激細なのに「2gまでのネイルシンカー」をイージーに頭に入れられる工夫。

長さも太さも今は秘密だが、ワイルドカードで
初めて実物を見たサイトの達人達が唸ってましたと三原に聞いた。

写真じゃ絶対に伝わらないが、実際に見ると
唖然とするほどセコいし、何より細いことに驚くだろう。

セコいがパワフル、長さと細さと硬さが生み出す
唯一無二の痙攣波動がスキニーイール4&3である。














ここまでTOP50開幕戦、遠賀川で、間違いなく
自分と三原のキールアーになった「スキニーイール」。

旧吉野川は根本的にバスがおらんから効き目なし…

でもやはり七色では三原の最強凶器となった。

スイミングで使う自分のポッキーロッドは
まだ市販強度には到底届かない究極のレーシングだが、

三原オリジナルのサイトロッドの完成度がこれまた究極にヤバい。

間違いなく過去、何処にも存在しない究極のオリジナルロッド。

スペックの全貌が明らかになった時、誰もがその独創性に驚くロッドである。

55cmクラスをターゲットにした強靭無比さながら、
三原虫(小)、スキニーイール0.5gネイルリグを
超繊細に操作できてしまうアサルトスピニングである。

実際に使えば、いや実物を見れば、
瞬時にその意味と狙いが理解できる極めて解りやすいロッドでもある。

そりゃ、三原の才能と三種の凶器
(三原虫、スパイダートレーラー、スキニーイール)が揃って、
この竿で完璧に使いこなされたら無敵状態は納得かも。

うーん、、、、この竿だけはワシもポッキーと両刀でマジで使いたい…。



 

 

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