土師ダム プリプラ終了
土師ダム最後の練習はチャプター参加のはず?だったけど土曜日からご覧のとおりの悲惨な状態、一気に冬に逆戻り。積雪は15cmを超え、土師ダムが実は雪国だったことに始めて気がついた。どうやらここは冬場とてつもなく寒くなるらしく、湖の規模も小さいため本当に春めいてくるまでバスもなかなか動けない冬眠状態に近いみたい。 一夜にして車も会場もゲレンデに、恐るべし広島土師ダム。 正直言って今回の練習は厳しかった。体感気温零度の中で吹雪にまみれてバスを釣ることはおっさんには結構辛い。昨年 手術をしたものの、実は状態が手術前より悪い。まだ背骨の中が安定しきっていないうちに湯原ダムで豪雪に会い、今回も極寒地獄に遭遇してしまい 1日3回ボルタレンを飲まなければ立っているだけでもかなり苦痛だ。やっぱり腰の治療はすぐにはよくならないみたいでちょっと残念。でも水の上に出るとアドレナリンが大量に出るようで、なぜか痛みは和らぐ。一番辛いのは朝起きる時なのに、マイナス5度を記録した初日夜、ホテルの暖房が全て壊れ、せめて熱いシャワーでもとユニットバスに入ると ぬるま湯から突如 激冷水シャワー!。水をぶっ掛けられた子犬のようになって、24時間オッケーが謳い文句の階下の温泉へ猛ダッシュ!ところが入ってびっくり 24時間風呂も超冷水…。何で温泉が水やねん!温泉に入って温まるつもりが全身冷凍状態腰痛再発になってしまった。その朝、ホテルフロントでひと暴れしたことは言うまでもない。その後は逆に乾燥地獄、この年で現役を維持するためには体調管理が一番大変です。 さて、練習のほうは厳しいが、活路がないわけではない。今ここで詳しくは書けないが、確実にバスが上がってくるステージングスポットを上流に3箇所、下流に3箇所ほど見つけた。このステージングスポットで釣れたバスは全てプリのグッドコンディション。いわゆる季節の走りのバスと言ってこれからどんどんと増えるバスだ。その場所が間違いなく、確実に陣どれたら勝算は十分にある。優勝ウエイトは釣れるバスのサイズから見て、天候にもよるが初日7キロ前後、2日目5キロ、3日目3キロ、トータル最高15キロ前後で優勝が出ると思う。相当にハイレベルな戦いになるだろう。逆に見えていないとノーフィッシュ続発も十分考えられる、差の激しい試合になりそう。
現実は釣り方が一番問題になるが、朝のサスペンドプラグの速攻が鍵を握るのは間違いなさそう。その後、2つほど違った釣り方を見つけている。これはちょっと春らしくない釣り方かもしれないが、昨年の東条湖とはまったく違ったルアーの展開になると思う。 今回のトップ50開幕戦ではいろんなメーカーがブースを最終日にかけて出展する。もちろんイマカツもエバーグリーン、ピュアフィッシング、東レフィッシングと合同ブースを出店する予定だ。マスター選手クラスのインストラクターも呼んでいるので、クロスファイアーやテムジン05モデル(コルクバージョン)のインプレや、プロトタックルのオークション出品なんかもやるかもしれない。 土師ダムの会場は非常に広く、広大な駐車場や綺麗なトイレも完備されている上、オカッパリも非常にしやすい。出展会場もすぐ水辺なのでいろいろと楽しいイベントが出来そうである。 今年からトップ50は、初日、2日目が予選形式となり採取日の決勝に残れるのは30人のみ。予選落ちすれば最終日はトレーラーウエイインの運転手や、イベントセミナー係など屈辱??のファンサービスデーとなってしまう。 だが、沈滞ムード全開の日本のバスフィッシング界を盛り上げていくためにも、また協力してくれている地元の町や村に健全なバスフィッシングのイベントしての価値を理解してもらうためにも、選手も観客も一体になって村おこしや町おこしに協力していかなければならない時代になった。それこそ地元が盛り上がらなければ、釣り大会すら出来ない暗黒の時代が本当に来てしまうかも知れない。土師ダムもここ数年でバスアングラーのために釣りを解禁してくれた数少ないリザーバーである。少しでもその理解を示してくれた地元に、イベントして価値あるレジャーなんだって事を示していくため、皆さんの協力が必要です。いろんな意味で注目度は非常に高い今年のトップ50開幕戦 土師ダム。私も最終日のウエイインショーになんとしても出れるよう、開幕優勝を狙って勝負するつもりですので、ぜひ皆さんで友達を誘って観戦に来てください。 |
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