K.imae Today's Tips 1807『ラピッドガンナーHDスペック』
「HD」とはHEAVY DUTYの頭文字HD。 メインブランクスT1100Gナノアロイコンポジット。 ブランクス構成も(1)~(5)、(7)はRSRと完全に同一。 HDとRSRとの明確な違いは、 (6)元ガイドがKWチタントルザイトのダブルフット「8番」スタート。 (8)RSRに入る自分のシグネチャーがHDはありません。 今江克隆のTOP50仕様ではないからです。 そしてHD独自の特徴がガイドセッティング。 (9)KWチタン/トルザイトリング最小の5番をベリー~ティップに採用。 極めて珍しい「オールダブルフット」の「セミマイクロ」セッティング。 ベント時にラインがブランクスに干渉しない限界数、T-KBより僅かに腰高なKW5番ゆえの11個載せ。 オールダブルフット、スレッドもガッチリコーティング。 耐久性、太糸使用に重点を置いたヘビーデューティ仕様。 特筆すべきはロッド重量で、RSRとほぼ同じ147~148g(プロト段階)。 究極のバランスセッティングでRSRと変わらない軽量性を実現しています。 左がRSRの元ガイド7番のKWチタンフレーム/トルザイトリング。 右がHDの元ガイド8番のKWチタンフレーム/トルザイトリング。 スレッドの巻き方も競技用RSRと高耐久HDでは違います。 4軸も飾りではなく、この高密度でこそ対ネジレ効果があります。 長きに亘ったテストでは、最新のLRVオールダブルもかなりテストした。 しかし、最終結果はHDにおいてはKWマイクロダブルに。 RSRにおいてはKW3個、T-KB9個のマイクロガイドセティングに。 「電撃」の瞬間的な斬れ味を100%発揮させる軽量化のためのセパレート仕様。 ブラックガナーの剛性とガンスリンジャーの軽量性高次元融合。 トライアンフ以来、再びボロンを纏ったラピッドガナー。 時代の進化と共にフォアハンドダブルはその役目を終えた。 初代コンバットスティックの代名詞である電撃の正統系譜、 「ラピッドガンナーRSR/HD」この夏、降臨。 |