【F.INOUE】 状況、上向き!
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「皆さん、どうもこんにちは!」池原ガイドサービス“BOTTOM CONTACT”の井上 太です。 さて、今週末【10日Sun】も池原を見に行って来ました。 吉野から向かう道中(169号線)の山間部では緑の森林が続く中、所々では美しく桜が満開の状態だった。偶々この週末、下北山村では、‘桜まつり‘と題した毎年恒例のイベントが開催されており、ばっちし桜満開での当日を迎える事となった。その前日2日間は強風に見舞われていた様だが・・ 桜の開花はズレ込む事もなく順調な様子に対し、「気候の方はどうなっているのか?」
10日の朝でも気温計は「2℃」を指していて、「まだまだ肌寒い!」。 なかなか春爛漫とは行かないもので、足踏み状態の様な気候が続いていますが、皆さんが気になっている「春の訪れ、湖の状態はどうなっているのか?」 今回は、「ザクッ!」と大まかな近況と、僕なりに感じた事などを踏まえて報告致します。 湖の水位&透明度について 減水度合い:フル満水から−12m減 湖の表層水温:9.0℃台 透明度:約1.0m ※トボトスロープ調べ(2月22日データ) に対し、 減水度合い:フル満水から−8.8m減 2月20日頃までは安定していた湖の水位も、それ以降からの降雨量&雪解け水の流入等によって、徐々に増水傾向となり、その頃と比較して現在では、約1.5ヶ月で+3m以上も増水している。湖の表層水温:10.8℃台 透明度:約2.0m ※トボトスロープ調べ(4月11日データ) 水位が増水傾向にあった分、湖の透明度も順調に回復してきており、特に備後筋の上流域では数年ぶりにジンクリアな水質となっていたほど。 では、釣果情報に関してはどうなのだろうか?「もう、そろそろ?」と、春の訪れを待ち望んでいた気の早いアングラー達も、3月最終週末から一気に押し寄せ、10日(日)も、あちこちのボート店では賑わいを見せ、湖上には沢山のボートが浮いていた。ところが、全体的な釣果はいまだに渋く、ノーバイト&ノーフィッシュ(丸坊主!)と言った報告も決して少なくは無いのが実情だった。 水位の増水→天候不順による水温の不安定→雨続きなどの影響が起因してタフコンディションになっているのか?バスの活性もいまいちの様子。 それでも、前鬼筋や備後筋の上流域(バックウォーターの含む)、白川・放水口での好釣果【タイミングがバッチリと合えば・・・】の報告や、ダムサイド周辺でのロクマル・ペアリング確認情報なども上がって来ており、徐々にではあるが、バスも動き始めている様が伺え出したところ。 そんな中でも良い釣果を出しているアングラー達は、ハード系プラグ(スイムベイトやクランクベイト)にて、単発&ビックフィッシュをキャッチと言う情報以外は、やはり、ジグヘッドリグでの中層スイミングが圧倒的に強く、「3"フラッシュトリックス+1/16ozジグヘッドでのミドスト」が定番となっている。 いずれにしても、比較的浅い層(深くても、4〜5m水深まで)でのヒットが主なので、この時期、深いレンジは外して考えても十分だと思われる。ほんとに、「もう間も無く」だと思うのですが・・・ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ さて、今週に入ってからと言うもの、週明けから2日間続いて天候は雨日となり、比較的まとまった降雨量があった。その影響で湖の水位は急上昇!一気に3m程の増水となっており、今も尚、増水傾向にあるとの事。ところで、この雨は悪影響(=湖の表層水温を下げる)を及ぼす雨ではなかった様で、暖かく水温を上昇させる好影響の雨となり、10℃台だった湖の表層水温は、12℃台にまで上がっていた。(既に13℃台にまで回復しているエリアも存在していた。) この急増水、水質を悪化させるほど、濁りのダメージも無く、既に回復しつつある状態。 上記コンディションからも、今週に入ってから急激にバスも浮き始めた様子で、平均釣果も全体的に上向きとなり、各ボート店からも釣れ出した報告が上がって来ている。 既に、表層系のルアーにも反応を示し始め出したらしい。 小バスの数釣りも可能となりつつある今、バスはインレット付近に溜まっているベイトフィッシュに対し捕食を繰り返している様だ!「まだか?まだか?」と、首を長くして待ち続けていた皆さんには朗報! 来週辺りから一気に釣果情報が、あちらこちらから満載で上がって来る事と思われますので、お楽しみに! 雨日後の強風時には、くれぐれも、お気をつけて・・・ それでは、また、池原へ行って来ます。 ガイドに関するお問い合わせ |
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