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【F.INOUE】 春の陽気とは裏腹に、厳しい洗礼。
「皆さん、どうもこんにちは!」池原ガイドサービス‘BOTTOM CONTACT’の井上 太です。
この週末、池原釣行に行って来ました! では、その際の報告を・・・
前回の記事でも、「以前とは全く変わってしまった湖中の様子に、戸惑い、振り出しに戻ってしまった・・・一からの出直しです。」と・・・約1ヶ月以上もの間が開いてしまっていた事もあり、恐れていたと言うか、(予想通り)の感想結果になってしまいました。
釣行日は、5日(Sun)。この日も前日同様に、朝の冷え込みはキツく、スタート時点で−2℃程。
湖の表層水温は、AM8:00桟橋付近にて4.9〜6.0!?℃だった。「水温計の故障か?」と、眼を疑う様な水温表示に、正直、驚かされたが、魚探を一台しか搭載していなかったので、信憑性には欠けてしまうが・・・

坂本本流筋下流域の景色。
(内田ワンド内より撮影)
昨日の釣行結果から、坂本本流筋下流域辺りの日が当たっているエリアから開始する。ファーストムービングを主体に考えていた為、イマカツクランク(IK-250)&(IK-400プロト)を交互に付け替え、流し打って行った。ほんの数投目から、バス(40c弱サイズ)がボート際(エレキの真横)までチェイスして来ている(ルアーに追い付いた)のが見えたが口を使うまでには至らなかった。
「あと、ほんの一瞬だったのに!」「それでも、アタックの仕方は、以前(真冬)と同じ?」
因みに、今日の天候は晴れ。気温もグングンと上昇するほどの陽気だったのだが、本日の予定として、正午の12時には、ストップフィッシング!!直ぐに、帰阪しなければならない。と言う訳で・・・
「湖の表層水温が上昇するまでは、待っていられない!」
取り合えず、タイムアップの時間までにバスをキャッチしなければと思い、封印していたスピニングタックル(スーパーキラービルのドラッキング用)に持ち変える事にした。
しばし流していると、「ココン!」というアタリが・・・あったのみで、乗らなかった!
また、暫くして同様のあたりが、「ココン!」巻きアワセを入れると、今度はやっと乗った!と、喜んだのも束の間、上がって来た魚はバスではなく、ノボリ(サツキマス)だった。
なかなか一筋縄では行かない今の池原の現状!厳しい洗礼を受ける事となってしまった。

ドラッキング時の「ココン!」の正体は、
サツキマス(ノボリ)だった!
「外道!でも嬉しい!一尾。」
その前日、4日(Sat)ガイド釣行。前プラ無しの状態で、白川筋をメインに考えていた僕は・・・
27日夕方、白川筋の状態としては、その前日に降った(終日の)雨による増水の影響で、ド茶濁り&流木の散乱となっていた。翌週、3日朝の際には、濁りも取れ濃いグリーンになっていた為、「状況は良くなっているのでは?」と思っていたのが・・・単に、その濁りは中流域まで下っていただけで、深瀬辺りの透明度:0m、殆ど釣りにならず。
更に、その比較的クリアだった上流では、表層水温:「なんと、5.4℃。全くダメ!」だと言う判断を下した。白川大橋下では更に低く、4.7℃「これは、雪解け水が流入して来ている!」と言う事態にやっと気付いた。そう言えば、今朝、遠くに見える山並みは真っ白に雪化粧されていたのが、お昼頃には地の色(緑)に変わっていたな〜。
結局、白川筋では朝一に入った、まだ悪影響を受けていない下流域のワンドにて、45クラスのチェイス(立ち木から)があったのみ。(デカジャバ(ジャバロン200)の表層スイミングにて)
お昼休憩を取っての後半戦は、少しでも水温(&水質)の安定している坂本筋下流域から開始する。(前途している同エリア:サニーサイド側)
因みに・・・水位に関しては、ここ最近、増水傾向にて上昇中だった水位はこの日も放水される事も無く、この午前中だけの間でも、更に水嵩が増していた。
放射冷却(早朝気温:-2℃)にて冷え下がっていた湖の表層水温も、日が上がるにつれ次第に上昇し、このエリアでは9℃台前半が多く、更に高い所では9℃台後半のエリアもあった。(谷本ワンド内)
IKクランクやキラービルと、ベイトタックルを主体に色々試すものの、未だ反応も得られず、夕刻のタイムアップが差し迫って来る。その後、最終エリアに設定した内田ワンドへと向かい、スーパーキラービルのドラッキングにチェンジし流し始めると、直ぐに、小さな「ココン!」というアタリが・・・あっただけで、フッキングには至らず。最後の神頼みにて、慌ててゲストにも同じ釣法にチェンジしてもらい、流し始める。
「ドラッキング時のジャーク(シャクリ)は、ソフト&クイックに!」「ストップは、他のルアーよりも多少長めに!すると、キラーテールがこの様に・・・」と、手のジェスチャーを交えての説明中に、直ぐに、「ヒット!」した。
サイズはさて置き、大喜びするガイドゲストを横目に、やっと一安心。「ほっと!一息ついた。」
その直後にもまた、ガイドゲストにアタリが生じたが、フッキングには至らなかった。
ここで、タイムアップのPM4:25!苦し紛れの釣果の末、そそくさと桟橋までもどった。

ガイドゲストの喜多村さん。
スーパーキラービルのドラッキングにてキャッチした、
「価値ある一尾。」
尚、この時のエリア周辺の表層水温は、10.8〜11.2℃と、本日で最高温度だった。(夕マズメと言う条件ではあるが・・・)
桟橋へ戻り、常連さん達(マイボート・アングラー)に釣果を伺うと、「ノーヒット!ノーバイトだった!」と言う方や、僕達と同じく、アイスクリームビルシャッドのドラッキングにて、「小さな、ココン!と言うワンバイトのみ!」と言う方など・・・この日は他でも芳しく無かった様子。それでは、また・・・

後日に入手した釣果情報では、同日同人にて2尾。
55cm(2,500g)白川筋下流域
50cm白川&前鬼筋インターセクション付近。
何れもヒットルアーは、ラバージグ+パワーホッグ
※昨年に引き続き、今年も池原ダムでは、禁漁区の設定&実施が行われます。
期間:3月1日〜6月30日までの4ヶ月間
設定エリア:坂本筋上流域(備後筋とのインターセクションよりも上流域。ダム測量番号「66」番よりも上流域)
皆さんのご協力が必要です!

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