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初心者講座91 イマカツルアーの使いこなし方『レーシングワカサギ』
今回はイマカツレーシングシリーズの“レーシングワカサギ”を紹介します。




大きさ98mm 重さ:3.2g フローティングタイプ

レーシングワカサギは、ワカサギやアユのような細身のボディに、PEラインを使用したジョイント(ボディとボディを連結させること)が採用された、水に浮かぶ水面系のルアーです。

ワカサギが多く生息している千葉県の高滝ダムでガイド業をされている、阿部進吾プロが考案されました。

弱って水面に浮くワカサギに極限まで似せて作られたルアーで、浮き姿勢や背ビレ、胸ビレまでとてもそっくりです。




産卵を終えたワカサギや湖産アユなどはバス達の格好の獲物となり、バスがベイトフィッシュを水面まで追い詰め、水面を割って飛び出すように捕食する“ボイル”と呼ばれる捕食があちこちで発生します。

この状態のバス達は、エサを追い求めて活発に動き回る捕食モードに入っているのですが、追いかけているベイトフィッシュにしか目が向いていないため、少しでも違う形状や動き、異なったカラーのルアーには見向きもしない場合が多くあります。

その状況を打破するために開発されたレーシングワカサギは、形状、動き、カラーラインナップ共にベイトフィッシュそっくりです。

使い方としては、ボイルが発生している場所やベイトフィッシュが多く確認できる場所にキャストして、浮かべておきます。

風に漂わして、弱りきったベイトを演出しても良いですし、トゥイッチを加えてやり、完全に弱り切ってはいないものの、捕食するには格好のターゲットとなるようなベイトを演出しても効果的です。

レーシングワカサギには、日本のフィールドでバスの獲物となるベイトフィッシュのカラーがラインナップされているので、その時にバスが追っているベイトフィッシュのカラーに合わせてセレクトすることができます。




ベイトフィッシュを追っているバスはとても目が良く賢いので、ベイトに合わせたカラーを選ぶことが重要です。

ワカサギや鮎などの生息するダム湖や湖、河川などで、ベイトの産卵時期やボイルが発生しやすい夏から秋にかけての朝夕に狙って使ってみましょう。

また、水面まで魚を誘き寄せて使うレーシングワカサギは、釣り人に近い場所で使うと警戒心を与えてしまい食いが悪くなることがあるので、遠投して遠くを狙えるタックルセッティングが必要になります。

6.3〜7フィートくらいのMクラスの長めのスピニングロッドに2000〜2500番のスピニングリール、ラインは3〜4lbのフロロカーボンライン、もしくは0.4〜0.6号のPEラインの使用をオススメします。

穂崎タックル

ロッド:カレイドデジーノ マッハS-1(エバーグリーン)

リール:レボネオス2500S(ピュアフィッシング)

ライン:スーパーフィネス3lb(東レインターナショナル)

 

 

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