初心者講座92 イマカツルアーの使いこなし方『レーシングシラウオ』
レーシングシラウオ 大きさ:7cm 重さ:1.7g スローシンキングモデル レーシングシラウオは、7つに分かれたボディからなる“多関節ジョイントミノー”です。 ボディとボディの連結にはPEラインが使われています。 PEラインによるジョイントシステムにより、水流を受けるとウネウネとボディ全体をくねらせて、生き物のように動きます。 レーシングシラウオは、トッププロ達がルールによりワームを使うことができない河口湖のトーナメントで、シークレットルアーとして長い間隠してきたルアーです。 河口湖でよく見られるシラウオと呼ばれるベイトフィッシュの泳ぐ様を、多関節ジョイントによる艶かしい動きで忠実再現しており、シラウオをエサとしている河口湖でビッグバス捕獲の高い実績を持っています。 多連結ボディに付属品のダブルフックをセットして使います。 ボディ頭部にある穴からラインを通して腹側から出し、その先端をダブルフックに直接結びます。 そして、ダブルフックをお腹のヒレに挟んで固定したら、セット完了です。 バスが喰って針が掛かると、ヒレからフックが外れてフックのみがバスの口の中にある状態になります。 このラインスルーシステムは、バラし軽減とボディ保護の二つの効果があります。 レーシングシラウオの使い方としては、ウィードの上や障害物の横にキャストして、水面をウネウネと泳がして使います。 ナチュラルアクションのレーシングシラウオは、濁っているフィールドよりもクリアな水質を得意としているルアーなので、ルアーの動きを目で追うことのできる場所でまずは使ってみましょう。 ベイトフィッシュがシラウオではなく、稚鮎、ワカサギ、ハヤなどのベイトフィッシュがエサとなっているような場所でも威力を発揮します。 湖やリザーバー、河川などの小魚が多く生息しているフィールドで、水中を観察してベイトフィッシュのカラーや状態に合わせて使うとより効果的です。 レーシングシラウオはルアー自体がアクションを重視した軽めの設計なので、それに合わせたタックルセッティングが必要になります。 長めのMクラススピニングロッドに2500番程度のスピニングリール、ラインはフロロの2.5〜3.5lb、もしくはPEライン0.6〜0.8号を使うと、より遠くへ飛ばすことができるセッティングになります。 穂崎タックル ロッド:カレイドデジーノ マッハS-1(エバーグリーン) リール:レボネオス2500S(ピュアフィッシング) ライン:スーパーフィネス3lb(東レインターナショナル) |
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