初心者講座88 イマカツルアーの使いこなし方『ワスプシリーズ』
今回は元祖巻きシャッドと呼ばれている『ISワスプシリーズ』を紹介します。 上から、ワスプ60カットファスト、ワスプ55、ワスプ50 ワスプ60 大きさ:60mm 重さ:6.3g ワスプ55 大きさ:55mm 重さ:4.5g ワスプ50 大きさ:50mm 重さ:3.5g ワスプシリーズは、ただ巻きで使うことに重点を置いて設計されたシャッドプラグです。 シャッドが最も得意とするトゥイッチやジャーキングで使っても十分釣れるルアーなのですが、ただ巻きで使うことにより、小魚が素早く逃げ去るような細かいピッチの泳ぎを演出することができます。 クランクベイトなどに比べると“引き抵抗”が少ないルアーなので、より速いスピードでグリグリと巻くことができます。 高速で巻くことにより、小魚が猛ダッシュで逃げ惑う様を演出することができるので、ルアーを見慣れた賢いバスなどにも見切られにくく、場合によっては肉食魚が持っている狩猟本能を引き出すこともできます。 ワスプの速巻きで釣れるバスは、ベイトフィッシュを追いかけている筋肉質でコンディションの良い魚が多いのが特徴。 3サイズあるうちの、ワスプ50、55はスピニングタックルで扱いやすいサイズで、専用タックルを用意する必要がなく、バス用のスピニングタックルであればほとんどのタックルで使うことができます。 僕の場合は、マッハS-1に2500番のスピニングリール、ラインはスーパーフィネス3.5lbといったような、軽量ルアー全般を使うタックルで使用しています。 一番大きなワスプ60カットファストはスピニングタックルでも扱えますが、ベイトフィネスタックルで扱いやすいサイズです。 ベイトタックルはパワーがあるので、カバーや障害物の周りでも強気に使うことができます。 巻き取りスピードの速い“ハイギア”のものを選ぶと、簡単に速巻きにも対応してくれます。 使いドコロとしては、やはりベイトフィッシュの絡むスポット。 ベイトの溜まりやすい水通しの良い場所や水草の周り、風の吹き付ける岸際などを狙ってみましょう。 ベイトフィッシュを追っているバスが近くにいると判断できたら、しつこく通して粘り強く狙ってみるのも良いですよ。 穂崎タックル 【ワスプ50・55】 ロッド:カレイドデジーノ マッハS-1(エバーグリーン) リール:レボネオス2500H(ピュアフィッシング) ライン:スーパーフィネス3.5lb(東レインターナショナル) 【ワスプ60】 ロッド:テムジン スティード(エバーグリーン) リール:レボLTX(ピュアフィッシング) ライン:スーパーハードストロング10lb(東レインターナショナル) |
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