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初心者講座66 バスの居場所その3


水温が低くなる冬季になると、バスやベイトフィッシュなどは、それまでいたシャロー(浅場)のストラクチャーなどから姿を消し、深場へと移動する傾向にあります。

これは、シャローよりも深場の方が気温低下による水温の変動などが少ないという理由からです。

一言に深場と言っても、皿池などの場合には2〜3m程度でも深場と呼べますし、琵琶湖南湖などの場合には4m程の水深によく集まる傾向にあります。

また、ダム湖などの場合には中流から下流域にかけての10m以上の場所になることもあったりと、フィールドによってその深さは様々です。

ほとんどのバスが深場へと移動していきますが、体力のある大型のバスは冬場の晴れた日などに気温が上がると、深場とシャローを行き来することがあります。

野池の場合、最深部からシャローへと一直線に繋がっている取水パイプや、その途中にある捨て石や倒木などのストラクチャーに着いていることが多くあります。




特に取水用の階段などは、寒い時期にビッグバスを狙う上で外せないストラクチャーです。

また、岸際をコンクリートブロックなどで護岸してある場所にも集まりやすい傾向があります。




これは、太陽光を浴びたコンクリートが温まり、周りの水温が上昇する為で、日当たりの良い場所が狙い目です。

とはいえ、寒い時期にはバスの半数以上が深場に移動しているので、シャローを狙うのは一発狙いであるということを覚えておきましょう。

 

 

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