DEEPER・CUP第3戦に出場してきました。
この日は遠賀川名物とも言える、日本海は玄界灘から吹き付ける強烈な冬の北風により川は朝からババ荒れ状態。上流側に位置するスロープ付近でも白波がたっており、参加者のほぼ全員が風の影響が少ない上流帯で勝負するという大会になりました。
朝一、まずは気になるエリアがあったため私は中流帯へ直行。しかし・・・予想通り12フィートのアルミボートではまともに釣りをすることが不可能で、まさにボート上ではドンブラコッコの足元フラフラ状態。いつ落水してもおかしくはなく、それでもデッキにしゃがみ込んでエレキを踏み、頑張ってはみましたが１時間であえなくノックアウト。仕方なく上流帯へ移動しました。
この時期定番の「人工石積み岬」に向かうも既にボートの列。朝から常に5〜6艇が攻め込んでいるらしく、この日のプレッシャー度はナンバーワンのエリア。しかも誰も釣れていないらしい・・・。
そんな中、前戦に引き続き「スーパーキラービル」がまたしてもやってくれました！石積みに擦りつけながらスロージャークの後、ファーストブレイクに指し掛かったところでロングポーズ。その時、ほんのかすかに「トン」というキスバイト特有のわずかな震動がティップに伝わり、すかさずスイープフッキング。長いファイト時間を要して無事キャッチしたバスは50cm弱、1800gのビッグフィッシュ！
結局、この１本のみでウェイインとなりましたが結果は準優勝。参加者40名中、ウェイインが13名という厳しい大会に於いて、再び「スーパーキラービル」の驚異の威力を目の当たりにすることができました。木山君の第2戦優勝と自身の7位、そして今回の準優勝。もうこのルアーに語るものはありません。真冬の価値ある１匹は「スーキラ」から！