こんにちは酒井です。
今年は4月に雪が降るなど、天候不順で例年より釣り人が少なかったように思います。
それも、ようやくゴールデンウィークに入る前に春らしくなって来て、北浦もぼちぼちバサーが目立って来ました。
そんな中で、今回は子供の日に親子でガイドに来て下さった時の状況を、レポートしたいと思います。
今年の傾向は三寒四温の春が長引いた為、スポーニングが間延びし、同一ポイントで“プリ〜アフター”のバスが釣れる状況。
ルアーも“ソフトからハード”まで、あらゆるルアーに反応していました。
しかし、ゴールデンウィークのプレッシャーがあるので「釣りを始めたばかりのお子さんには厳しいかな？」と思っていると・・・案の定、何も反応がないまま時間だけが経つ・・・。
すると、お子さんがあくびをされていたので「これはヤバイ！早く釣らないと」と思っていると、スポーニングエリアのあるド・シャローに小さなベイトフィッシュのヒラ打ちを発見！
マッチ・ザ・ベイトで“ハドルフライ3.5インチ”のジグヘッドをキャスト。
ズル引きで葦から離れた所まで引いてやると、何かの沈み物に引っ掛かったらしくロッドを煽ったらラインが走った！
スピニングリールのぎこちない巻き取りなので、自分の方がヒヤヒヤして、バレないよう祈りながら（笑）
見事に初の北浦バスを釣って頂けました！
その後、お父さんも負けまいとスプリットショットリグで待望のアタリがあり、フッキング！
これはデカイ！と見た途端、そのバスは葦の方へ引っぱって行くので「お父さん！ロッドを立てて！」と叫んだのもむなしく、あっと言う間に痛根のラインブレイク・・・。
「でも、まだまだこれから！」と気を取り直して釣り開始。
時間が過ぎる程に気温は上昇し、（後で分かったのですが、今年初の真夏日だったそうです）水温も20度を超え、今度はいきなりサマーパターン攻略？に変更してみましたが、あまりの暑さに早目にガイド終了。
そこで、私もちょこっと釣りをさせてもらい、マンメイドストラクチャーのシェード奥へ“モグラモスチャター3/8oz＋ジャバシャッドIS-Plus4.5インチ”をキャスト。
するとさすが千鳥アクション！ヒット！
本日はこれで終了しました。
最後にお子さんにはバスフィッシングの楽しさを堪能して頂き、父と子のミニトーナメントの張り合い会話が弾んで、思わず自分の少年時代の同じような光景を思い出しました。
自分はトーナメントに無我夢中だったので、この少年も未来のトーナメンターになって欲しいなと思った、熱い＆暑い微笑ましい親子ガイドでした。