今回の優勝は本当にシビレました。
1週間前のチャプター戦から完全に魚を見失ってしまい、訳の分からないまま当日を迎えての勝利だったので本人もビックリ。
ラスト15分のドラマに心臓が破裂しそうでした。
とりあえず前半戦は再度状況を確認するべくスタート地点の上流部から中流、そして下流へと徐々に下って行きましたが全くのノーバイト。
時間もすでに3時間を経過しており「やっぱりね・・・」のダメダメモード全開・・・。
そんな時にたどり着いたのがエリア最下流部にある岬状の張り出し3〜4mライン。
ここは6年前のほぼ同時期に私がチャプター戦で優勝した時のウイニングエリアでもあり、過去の引き出しを確認するつもりで今年初めて、このポイントに入りました。
また、ルアーも毎年恒例12月からずっとハードプラグ一辺倒でワームには一切手を触れていなかったのですが、ここにきてそのパターンをバッサリ切り捨て、遠賀川で強い�ダイナゴン�の今回は3.5インチを投入。
これまでシャロー中心の展開でしたが沖にポジションを取り、ミドル〜ディープを3/8ozのテキサスリグで攻略。
超スローで丁寧に狙いました。
すると待望の1本目、500g弱をキャッチするも後が続かず・・・。
半信半疑の心境でまたシャローの旅に戻りました。
ところが約1時間後にチャンス到来！
風向きが変わったタイミングで再びトライすると今度は600g弱でしたが、やっと出会えたプリのメス。
この1匹が「最後までここで粘ろう」と、何か確信めいた勝利へのヒントに繋がるバスとなりました。
ただし現実はそんなに甘くは無く、やはり後が続きません。
なので今度はボートの気配を一旦消す意味も含めてその場を離れ、近くのバンクで遊び打ち。
そして数十分後、最後のチャレンジを試みました。
実釣時間の残りがあと15分になった頃、ドラマは起きました！
�カレイド・スーパーコブラ�と�BAWOプレミアムプラスハイグレード�の感度最強コンビがダイナゴンへの微かなバイトを捕らえてくれてフッキング。
無事キャッチしたのはスーパーキッカー1,700gのビッグママでリミットメイク達成！
結局キッチリ3本、2,750gでウェイイン。
通常、遠賀川戦のトップウェイトは3kgを超えているため、今回のウェイトでは表彰台すらビミョーと思っていました。
しかし、今回は予想以上にローウェイトな結果で終わっており、本人もビックリ！表彰台の中央に立つことが出来ました！
これでJB九州プロシリーズ3勝目に一番乗り！
すべては小納言？様ことダイナゴン3.5インチのおかげですネ！