はじめまして、WBSに参戦している狩野です。
今回はWBSスーパー3DAYSに参戦して来ましたのでレポートしたいと思います。
このWBSスーパー3DAYSは毎朝3時半起床で5時に出船し2時に帰着という毎日9時間の試合時間を3日間で約26時間を戦うアメリカのトレイルなみのトーナメント好きにはうってつけの大会です。ぜひ御用とお暇な方はご参加をお勧めいたします。
さて今回私は前々会の大会で優勝した時の相棒(前回は最下位　笑） 茶ボウズこと平川選手と参戦しました。茶ボウズとは大藪プロがつけたニックネームで見るからに茶ボウズなのです。ボウズ、ボウズ、呼んでいるとノーフィッシュになりそうなので今は愛情を込めてチャボと呼んでいます。WBSのいいところはこのチームプレーで勝負できるところで、特にこの3DAYSは自分の相棒は自分で選んで参戦でき、各チームいろいろな方面から強者を引っ張ってきておりました。
6月の霞ヶ浦では毎回1日は大荒れになります。今回も2日目に10mほどの東風になり帰着走行のとき私の愛艇、黄色いパレットはビートルズの歌のようにイエローサブマリンに変身しました。次回からはシュノーケルと水中眼鏡は必需品です。（笑）
試合内容ですが今回私が選んだエリアは北利根川、州の野原、西の州の3箇所です。初日に4,990gこれは州の野原と北利根でキーパーを揃え、最後に回った西の州岩盤エリアでヘビキャロにて2本入れ替えに成功しこのウェイトでした。
2日目は大荒れで西の州に行けず2kgちょっととかなりピンチに・・・。
そして、いよいよ最終日のスタートの時を向かえました。目指すは西の州一直線と言いたいところですがそんな度胸はありません。皆さんもご承知の通り霞ヶ浦の岩盤そんなに釣れる訳ありませんし行く人もいません。西の州を横目で見ながら通過しようとしたとき、またいつものスケベ心が出て右折してしまいました。しかし、これが正解でした。GPSで狙いを定めフロント魚探でピンスポットにマーカー投入というところで魚探のスイッチが入らない事に気付き直感で投入。するとこれも正解でした。チャボにマーカーの左を狙えと指示すると茶坊主の頭がチーンと鳴ったかどうか知りませんが（笑）チャボのロッドが曲がっていました。奇跡です！岩盤第1投目で釣れるなんて何年ぶりでしょう。その後チャボがキロを含む2本を追加し、4本目と思ってキャッチしたらシーバスでした・・・。（大爆笑）
しかし、わたしにはキャットフィッシュばかり・・・。そこで心機一転、小野川で豆バスでも簡単に2本と言う安易な考えで移動しましたがこれは失敗。延べ4時間ほど無駄な時間を費やしラスト１時間になり朝の岩盤に戻りました。すると私にもやっとバスらしいアタリがあり、渾身のフッキングを入れてやっと推定800gゲットです。「ここまで7時間長かったー」そしていよいよ後1匹でリミット達成。しかし、残る時間は後5分「ここで釣れたらメイクドラマやな」といった時、ほとんどボート真下まで来ていたヘビキャロにかすかな変化が「どうせキャットだろ」とPE36ポンドを信じて渾身の力でフッキングーその瞬間ファイトするまもなくキロアップのバスがデッキで跳ねていました。
そして結果ですが3日間のトータルウェイト12,010gで3位という私の3DAYS史上最高順位でフィニッシュすることが出来ました。
努力することを忘れず真剣に、また楽しむことを忘れずトーナメントを続けていきたいと思います。