春本番という事もあり、冬眠から覚めた多くのアングラーで釣場は活気に満ちていました。（バサーは20人前後。ヘラ師も大会をやっていたみたいで70人前後。）
関西の霞ヶ浦とも呼ばれている同水系は潮の干満の影響を受けるマッディーシャローのタイダルレイク。
当日は予想に反してかなり水位が低く、アシ際の多くは水深30cm以浅の状態・・・最悪！（通常はアシ際の平均水深は60�前後）こうなるとシャローにフィーディングしてくるはずのバスは沖で待機を余儀なくされるので、自分の最も得意とするシャローでの近距離戦では厳しい展開が待ち受けている事が予想できた・・・
8時に出船。まずは川筋最下流部の橋脚をIK−50Cで狙うと速攻でヒットしたが電撃バラシ・・・早い段階での反応に人間の活性は一気に上がりましたがそう簡単には続きませんでした・・・。
次にフィーディングスポットであるアシ・杭際を延々テキサスのピッチング、フリッピングで狙うが、水位の低さと先行者のプレッシャーからか全く無反応。
仕方なくセカンダリースポットであるスポーニングエリア沖の1.4mから1.8mに落ちるファーストブレイク＋高低差のあるエビモ+沈杭の複合スポットに狙いを変える。まずは6inグラブの5gテキサスのスイミングで今年初、43cmをゲット。同スポットにプリスポーンバスがストックされている事が分かったので、春先のウィード攻略には欠かせない1/16ozジグヘッドでより繊細に狙う。直後、ウィードのトップにルアーをステイさせ、フォールさせた時にバイト。ドラグが悲鳴を上げ、沈杭に擦れやばかったですがSHスーパーフィネス5lbの強度とイレイザーの繊細かつ強靭なパワーに観念したバスは50.5cm（2kばかり楽勝振り切り）の初50upでした。その後、同釣法で35cm〜39cmを4匹ゲットし昼食タイム。
午後2時半頃より、本来の目的である“アシと共にさりぬ大作戦”を決行。ここでは昨年末、同湖でも非常に好調だったヘアリーホッグ4inの5gテキサスリグオンリーで勝負する事に。まだ手を着けていなかったこの時期最も有望な本湖北面のアシ際に移動。アシ際1.5m前後の超至近距離からスピーディーなアシ撃ちを開始、撃っていくうちに水深約60cmと他より若干水深のあるエリアを発見、するとすぐに待望のバイト。スタリオンの前に成すすべも無く飛んできたのは44cmのナイスバスでした。
直後、同船していた中川君のヘアリーホッグ4inにもビックバイト！このバスはなんと50.2cm（1900g）のビックバス！！
その後は同じくヘアリーホッグ4inで42cmと45cmのブリブリバスを釣る事ができ、私の釣果はトータル9匹、トップ5匹で7020gを釣る事が出来ました。
ホッグ系ワーム多しといえどもヘアリーホッグの集魚性とバイト誘発能力は最強無比・得にステイは暴力的である！！！プレッシャーに弱いドシャローでしかも入れ替わり立ち代り他のアングラーが散々叩いた直後にでも良型が連発するのには改めて恐れ入りました。
当日同行していた友人の平嶋君もヘアリーホッグ4inの8.8gテキサスオンリーでブリブリの良型を連発！とどめは50cmの2kばかり振り切りフィッシュをゲットしていました。

PS・ヘアリーホッグはリーズに引っかかったり、バスを釣ると“手”が取れることがありますが、取れても釣果には問題有りません！ので大切に使ってくださいね。
手の無い弱った手長エビヘアリーはヘビダンに最強ですよ！！