・前日プラクティス
NBCチャプター福岡とJB九州シリーズのスケジュール上、今回は、前日プラクティスのみの練習になりました。
野尻湖の状況は、水温が約14〜15度、上流がやや白にごり、下流はキレイとはいえませんでした。
また、水位は平常水位より約2〜3m増水。
2〜3週前から安定していました。
大潮前の中潮、増水、食わせづらい3月の野尻湖。
この状況を考えると、全域をチェックすることは無理。
エレキエリアの戸崎川をバッサリ諦め、季節の進行が比較的はやい、スロープ周りから中流をメインに、丁寧にチェックすることにしました。
どうしても、バスの状態を見たかったので、
この時期、私が一番信頼している、アンクルゴビー3インチのジグヘッドで、ボディー沿いの岬、ワンドの出口を本気で釣ってみました。
しかし、なかなか釣れず、スロープ横のワンドの出口でしか、釣ることができませんでした。
水深は冠水植物が無くなる、3〜4mぐらい。
ジグヘッドの重さが3/32oz。
釣れるサイズは、30cm(200〜500g)ぐらいを3本と、43cm(1100g)の計4本。
まだ、エサを食べている状態で、スポーニングに関係しているようには思えませんでした。

・大会当日
今回は釣り難い状況、プラス大潮の初日で何が起こるか分かりません。
そこで、スロープ周りを中心に、移動時間を少なくして、できるだけ釣る時間を増やすことにし、強風(西風)の中スタート。
フライトは真ん中ぐらいでしたが、前日に良かったスロープ横のワンドの出口に入れました。
アンクルゴビー3インチの3/32ozジグヘッドで、前日良かった水深、3〜4mを、徹底的に釣ってもノーバイト。
今日は「大潮」。
ポジションを変えて水深1〜2mを釣ると、いきなりバイト！？
びっくりして慌ててしまい、ジャンプ一発でバラシ・・・。
1200gぐらいのメスでした。
このバスで「シャローにポジションを変えている」と気合いが入りました。
しかし、その後2時間ノーバイト。
メスをバラした水深1〜2mと、大潮の初日をヒントに一気にスポーニングエリアを釣ることにしました。
移動距離は200m程の笛水公園西側のフラットに入りました。
ここはボディーのチャンネル沿いにあり、水のあたり面なんですが、バスの出入りが激しいエリアで、狙うならココだと考えました。
水深1〜2mのフラットの中にある、冠水植物のかたまりを発見。
そこをアンクルゴビー3インチの3/32ozジグヘッドで、ズル引いているとバイト！
水深1〜2mで釣っているのに、なかなか浮いてこないので・・・「まさかコイ？」
半信半疑の中、冠水植物をなぎ倒して上がってきたのは、50cm(1975g)のメスでした！！
この1本で「ほっ」と、ひと安心。
今度は強風なので、ピラーニャ60の反応を見てると、30cm(300g)ぐらいがヒット！
ここでもう一度、ジグヘッドに戻し、1時間程で、40cm(700g)、32cm(400g)のオスを釣り、入れ替えも1回成功。

結果、3本で3170g。
優勝する事が出来ました！
今年もアンクルゴビー3インチに助けてもらいました♪
ここ1年、実勢が高い、お気に入りのカラーをご紹介！
それは、ベリーがホワイトのツートンカラー！
障害物をクリアした時にお腹の白い部分が“チラッ”と見えるのが良いみたいです。
皆さんも、是非使ってみてください！