謎の警告ランプ
| こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。 7月に入り、気温は急上昇と共に、毎日ジメジメした気候に体が順応していないためか、風邪を引いた方がちらほら見受けられます。 今年は、台風の発生が史上２番目に遅いと言われ、台風の発生時期が変動する事により、自然界に及ぼす影響は、今後どのように変化していくか気になるところです。 さて、連日の梅雨空と雨から解放された７月２日に琵琶湖へ、いつもお世話になっているシゲエモン艇にお邪魔してきた。 ここ最近の琵琶湖は、サイズを選ばなければそこそこ釣れているようですが、デッカイサイズを狙うとなると、釣れている人と釣れていない人の差が激しく、上手くタイミングを合わせなければ、良い魚には巡り会えないといった状況のようです。 当日、いつもなら一番乗りで、日の出前にはマリーナに到着して準備を終え、マリーナ内で一番早く出船していたシゲエモン艇は、この日は珍しく、緩い渋滞に巻き込まれたために、30分程遅れた出船となった。 マリーナスタッフに「こんな遅いなんて、きっと何かありますよ」と言われたため、「今日は爆釣や、デカいの釣れるわ!」と冗談混じりに皆で笑っていた。 スロープへ牽引されたシゲエモン艇は、ランチング体勢に入り、ボートトレーラーから徐々に解き放たれた真っ赤なバスボートは、朝焼けに染まった水面の中に溶け込んでいった。
シゲエモンがイグニッションキーを回し、セルモーター音がした瞬間、ステアリング周りにある、いくつもの計器類の一つが赤く点灯していたのです。 シゲエモンが「この警告ランプ初めて付いたわ、なんの警告やろ」と今まで一度も点灯したことのない謎の警告ランプに不安が頭をよぎる。 不安を残したまま出船するは良くないので、ボートを桟橋に付けて、マリーナスタッフにボートを見てもらうことにした。 マリーナスタッフに見て頂いている中、再度、イグニッションキーを回すと、今度は謎の警告ランプは点灯せず、「エンジンは問題ないし、大丈夫でしょう」とマリーナスタッフが言ったので、不安は払拭し、そのまま出船することにした。 あの警告ランプは一体何だったのだろう、過去に一度も点灯しなかった謎の警告ランプは、やはり何かを暗示していたかのように、この後に起こる出来事のすべてを物語っていたのでした。 午前
この日の琵琶湖は、午後から爆風になり、シーアンカーを使ってもかなりの速度で流される為、重いシンカーを使えば底を取ることは容易ですが、バイトは激減、また、ラインにテンションがかかってもバイトは減少するため、底を取れる最軽量のウェイトを使い、出来るだけフリーに落としてやるとバイトが多発しました。
そんな中、丁寧に底を取ってやると、
と、セクシーアンクルでその他多数ヒットし、セクシーアンクル様様な今回の釣行でしたが、「ここはメキシコか!!」と思わせる琵琶湖の偉大さに感謝したいと思います。 それでは皆さん良い釣りを |
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