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アイアンマスク!?
こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

ここ最近、日本列島で猛威を奮っているインフルエンザですが、私の住んでいる地域でも流行の兆しが見えており、近所の幼稚園や小学校は学級閉鎖という話も良く聞かれ、我が家にも少なからずその影響は出始めています。

私は、毎年この時期になると40度近い熱が出て、身体の関節が痛み出し、風邪かインフルエンザ?の様な症状がよく発症するのですが、今年は予防として毎日マスクを身に付けている為か今のところ発症はしていません。




このマスク、着用するときに「どっちが表でどっちが裏なんだ!?」と思ったことはありませんか?

私もその一人であったのですが、マスクを正しく着用している人は3~4割程で、大半の人達は表と裏を知らずに誤って使っているそうです。

私は電車に乗る事も多く、マスクを身に付けている人が沢山見受けられ、殆どの人達が表と裏を間違っていました。

その理由は、マスクのパッケージを見ても正しい使用方法が一切記入されておらず、パッケージの表面にマスクの図柄が見られる程度なのですが、この唯一の正しい使用方法の判断材料となる、見本となる為の図柄自体が間違っているメーカーが多かったのです。

メーカーによっては、パッケージの図柄と中身の商品が一致しないものもあります。

正しい着け方は(マスクの表は外側、裏は口と鼻側に基準とした場合)、マスクと鼻の隙間を無くす為のワイヤーを上にして、マスクの折り目が下向きになっている方が外側になります。

逆に付けると折り目にホコリや花粉などの粒子が溜まり良くないです。


折り目が下向きの方が表(外側)


そしてもう一つ、マスクの表と裏の判断を惑わすゴム紐の接着部分、ゴム紐の接着部分が表面にしてあるものが正しい作りのマスクです。


ゴム紐の接着部分


このゴム紐の接着部分、メーカーによって様々で、マスクの折り目が下向き側を表面にするとゴム紐の接着部分が裏(皮膚側)に来てしまう物もあり、この接着部分の突起物が顔に当たってチクチクする事があります。

機能的に考えたらゴム紐の接着部分は表面にするべきで、それによって接着部分が皮膚に触れず、ゴム紐がマスクと皮膚の間に来ないためマスクと顔の隙間が無くなり、より顔にフィットするのですが......


こちらはアイアンマスク !?ではなくアイアンマウスです。
2月発売決定!!


アイアンマウスの開発がスタートしたのが昨年の5月末、当初のモチーフはサメが水面で水しぶきをあげながら 激しく暴れているのをイメージしたデザインでした。

ドッグウォークアクションは良かったのですが、スプラッシュが思うように出なかった為ボツになり、セカンドモデルはルアーにヒットしたターポンが激しくテイルウォークしているイメージで開発を進めていました。

スプラッシュ、ドッグウォーク共に良い感じでしたが、ターポンデザインでは某メーカーのルアーデザインに酷似し過ぎてしまい敢え無くボツ、もっと特徴的な見た目のインパクトと機能を両立出来ないかと日々思案していました。

ある日、開発室でCADをいじっている最中、パソコン画面を見ている視界の片隅に何やらキラキラしたものが入ってきたのです。

視線をそのキラキラした対象物に移すと、それは壁に掛かっているアライブチャター90の初期プロトで、チャターブレードが、エアコンの風によってチラチラと揺れるとともに蛍光灯の灯りを反射して白色の閃光を発していました。

そのアライブチャター90に取り付けられていた薄い金属のチャターブレードを見た瞬間「これだ!」と閃いたのです。

ペンシルポッパーのマウス部分のカップに金属を使用する事で、カップの肉厚を極限まで薄くできる、薄い事により水切れが良くなってスプラッシュが出しやすくなるだろうと考えた。

金属カップをボディに取り付ける角度を考慮し、ボディを金属カップ仕様に一から作り直してテストを繰り返した。

そして2015年2月初回リリースに到るわけです。


仕様
Type Pencil Popper
全長 128mm
重さ  25g


もうしばらくお待ち下さいね!

それでは皆さん良い釣りを


 

 

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