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サンタカラー
こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

もう直ぐ、一大イベントのクリスマスですね。

今からワクワクしている人も居れば、自分には関係ないね~と思っている人まで、様々な思いを寄せていると思いますが、皆さんはどう過ごされるのでしょうか。

私はもちろん後者の方で、ここ何十年サンタさんは枕元に来ていません。

子供の頃、サンタクロースに会ってみたいと思っていましたが未だに会ったことがなく、いつの間にか目を覚ますとプレゼントが枕元に届いていました。

そう、子供の頃は......

今は自らサンタクロースになって、出費のかさむイベントになってしまいましたが、子供たちにとっては待ちに待ったクリスマスだと思います。


サンタ発見!


さて、サンタクロースと言えば、赤と白の衣装をまとったおじいさんを連想されると思いますが、この他に、赤と白で直ぐに頭の中にイメージされるもの、シーバス釣りをしている方であればすぐに思いつくでしょう。

それはシーバス釣りの定番ヒットカラーレッドヘッドです。

レッドヘッドカラーとはホワイト叉はパールホワイトをベースに頭部にレッドカラーを施したカラーの事です。




このレッドヘッドカラー、バス釣りではトップウォータープラグ意外のプラグでは何故か敬遠されがちであまり使う人がいません。

見た目がオモチャっぽいから?

魚っぽく見えないから?

手抜きカラーだから?

使われない理由はハッキリしませんが、このカラーでシーバスが良く釣れるように、バスも良く釣れると言うのはハッキリしています。

皆が使用しないだけです。

皆が購入しないから、メーカー側もバス用に敢えてレッドヘッドカラーを作らないだけの事なのです。

私がバス釣りを始めた頃は、レッドヘッドカラーをバス釣りに良く使用していました。

ラパラ社のCD7、CD9ミノーやスィンフィン社(現ストーム社)のウィーグルワート、バグリー社のバッシンシャッド、これらのレッドヘッドカラーは、特にステイン~マッディウォーターのフィールドでは効果的でした。

レッドヘッドカラーが何故よく釣れるのか諸説ありますが、私は色彩変化とコントラストに秘密があるように思います。




ある日の出来事ですが、私は高速道○○線を運転中、トンネルを目の前に緩やかな下り坂を走行していて、暗いトンネルの入り口に差し掛かかろうとしたその時、100メートル程前に走っていた車がハザードランプを付けて、今にも止まりそうな速度で走っていました。

前方を見ると渋滞しているのだと気付き、私も後続車に合図を送る為ハザードランプと車幅灯を付け、車速を緩めて走行しました。

照明の少ないトンネルの為か暗く、トンネル内にはエンジン音と思われる爆音が響き渡っていて、その爆音は私の車の前を走っている車から発せられていると分かるのに、そんなに時間はかかりませんでした。

惰性で進みながら、やがて前車の後部に追いつき爆音の正体が分かったのです。

それは、跳ね馬のエンブレム、そして他車を威圧するような鎧をまとったデザインの真っ黒なフェラーリだったのです。

この渋滞で、己の馬力を持て余した真っ黒なフェラーリの爆音は、怒りに満ちた唸り声の様にも聞こえた。

時間の経過とともに渋滞は緩和され、車は少しずつ動き出し、前方に一点の明かりが見え、トンネルの出口が徐々に近づき始めた。

暗いトンネルが次第に明るさを増して来るとともに、前車の真っ黒なフェラーリが瞬く間に黒色から焦げ茶色、そして茶色から真っ赤な色へと変移していったのです。

私の前を走っていた真っ黒だと思っていたフェラーリ、実はイタリアンレッドの真っ赤なフェラーリだったのです。




この赤と言う色は波長が長い為、地上でも水中でも一番はじめに吸収される色で、色が吸収されるに連れ限りなく黒色に近づいてしまうのです。

特に水中では、水が色を吸収する働きがあり地上よりも顕著に現れる為、僅かな光量の差で色彩変化すると言うことになります。

水中は濁りなどの要素もあり、光量の強さは一定では有りません、ですからレッドヘッドカラーの赤色の部分は、水中では膨張色の赤色から収縮色の黒色へと往き来する変幻自在な発色をし、周りとのコントラストも変化し続ける為、より魚にアピールしているのではないでしょうか。


オールドカラーに多いエラの赤や春に効く赤色にも理由があった!?


それでは皆さん良い釣りを

 

 

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