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2019新作ルアー
こんにちはルアーデザイナーの長井です。

先日、フィッシングショー OSAKA 2019は、大盛況のうちに幕を閉じ、多くのユーザー様との楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、多くの貴重な話や製品についてのご意見等を頂き、今後の製品に反映させていきたいと思います。

フィッシングショー大阪2019の総来場者数は、59,636人で前年対比103%と10年連続5万人以上の入場、また、横浜で開催されたジャパンフィッシングショー2019の来場者は、41,758人で前年対比100,6%と微増しですが、関東・関西両会場では、3年連続増加したことになります。

さてさて、今回展示したルアーのユーザーからの反応、手応え等を下記したいと思います。


ゲキアサシャッド 58ミリ 


関東を中心に展開してきたゲキアサシリーズということもあり、関西では注目度が希薄と予想していたのですが、昨年発売された(株)イマカツとメガバス(株)のコラボレーションルアーI×Iシャッドの効果もあり、販売時期、ルアーの性能等の質問が多く寄せられました。
今年もGEKIASAゆずCUPが開催されますので、今後はさらに注目度が高くなると予想されます。


ゲキアサⅢ IKスピンジャーク65 65ミリ 


昨年発売されたゲキアサⅢ IK-JERKの縮小タイプ。約50%縮小されたサイズ感からか、バスアングラーのみならずトラウトアングラーからも、使用タックルや使い方、発売時期等の質問が寄せられ、国内のみならず海外の方からも注目されていました。驚異的な横跳びダートを皆さんにも体験して頂きたいです。


IKピラーニャ50ミリ


「水底でゆっくり倒れることで、魚に喰わせるタイミングを作る」という、プラグでは、異色のコンセプトにより、注目は非常に高く感じられました。
通常のバイブレーションプラグは、着底させると、シンキングで浮力が小さい事もあり、直ぐにルアーボディが倒れてしまいますが、現段階のプロトタイプは、倒れにくい特殊ヘッド形状により、着底後にルアーボディがゆっくり倒れ、倒れるまでの間を与えることで、魚に喰わせるタイミングを意図的に作ることと説明。
今後の課題としては、着底時、ルアーボディが完全に倒れないタイプが良いのか、又は、今回の試作品の様にゆっくり倒れていくタイプが良いのか検証する必要があり、完全に倒れないタイプになった場合、形状を大きく見直す必要があります。これから、まだまだ進化する予定です。


デッドスクリュー85 85ミリ


昨年、デッドスクリュー130が発売され、認知度があったためと、以前から小型タイプも欲しいというユーザーからの要望もあり、全国のフィールドで見られるような、ベイトのサイズ感とマッチしていたということもあって注目度は高く、発売時期、価格等の質問が寄せられました。


レプリケーター 180ミリ


一昨年、昨年に引き続き、形状、機能等の変換を繰り返しながらの展示になりますが、また新たに難易度の非常に高いアクションを追求しており、そのアクションが出せれば完成と説明。サイドフックシステムについての質問や発売時期等の質問多数。今年こそ実現せねば!


ブルバイソン250 140ミリ
 


昨年発売されたブルバイソン400の2.5メータータイプ。
元々、昨年発売される予定であったブルバイソン250は、発売時期を考慮した結果、潜行深度の深いブルバイソン400を先行発売したという経緯を説明。
カギとなることの多い、水深2.5メーター前後を効率よく、攻略出来るマグナムクランクとして注目は高いようです。また、スイムアクションがタイトロールなタイプが欲しいというユーザーも居られました。


バスロイドJrトリプルダブルダイビング 140ミリ
 


先行発売されているバスロイドJrトリプルダブルのダイビングタイプで、潜行レンジは最大2メートル。浮力は、バスロイドJrトリプルダブルと同等の高浮力に設定しており、バスロイドJrトリプルダブルDSF(潜行レンジ1.5m)の低浮力タイプとの使い分け等を説明しました。急潜行で2メーター前後のレンジを大きなリップと高浮力で障害物をかわしながら、ジョイントボディ特有の艶めかしいアクションで魚に魅了させます。実は、ショーでは展示していない、あるアイテムを装着予定です。


小南ギルウチワ タイプR 120ミリ


昨年発売された小南ギルウチワのカーボンリップタイプ。
サーキットボードリップよりも硬質で、約26%軽量のカーボン素材を使用することで、ルアーアクションのピッチが速くなったとともに、障害物接触時の手元に伝わる感度がアップしたと説明。カーボンという視覚的にも魅力的な素材のためか、注目度は非常に高く感じました。


IS-150 スピードフリッカー 70ミリ


ゲキアサシャッドで実現させた、ハイピッチタイトロールアクションでのフラッシング効率を更に高めるため、70ミリサイズも同時開発。
バイブレーションルアーやスピナーベイトのような強烈なフラッシングを伴いながらの、サーチベイト的な使用をメインに、その場で止めることが出来るというメリットを活かし、魚に喰わすタイミングを与えられるという事を説明。形状は更に進化する予定です。


アベンタデッドスクリュー


参考出品として展示させていただきましたが、以外にも注目度は高く、既存のデッドスクリューよりも更にスローで使用出来れば、発売の可能性はあるかもと説明しました。


ヘルタースケルター


ダブルアッパー可変アームにより、スイム安定性に優れ、着底させても倒れることのないニューコンセプトスピナーベイト。スイム時は、内側の二枚のブレード同士が接触し、シャッドクリック音を発生、両脇の大きいブレードがフラッシング及びスイム姿勢を安定させると説明。
異彩を放つスピナーベイトと言うこともあり注目度は高く、発売時期等の問い合わせ多数。


スラッシュバンビ


ワーム本体に使用されている軟質プラスチックと、テールに使用されている硬質プラスチックとの結合強度の問題があったために、発売は延期されていましたが、ようやく問題は解決し、ボディデザインも一新され、今季は発売される予定です。スラッシュバンビ一番の特徴でもある、極薄プラスチック製のテールが僅かな水流をも掴むことで、アクションレスポンスが非常に優れ、ボトムに這わしてもテールアクションし続けると説明。発売時期等の問い合わせがありました。 


トリロバイト(カーリーテール/アンクルテール) 



イマカツ初の多溝リーフ型ワームということで、注目度は非常に高く、深溝リブにより水噛みが良く、水押しが非常に強い特徴を備えていて、しかもフッキングが良く、スパイラルフォールのセッティングや自重14gを活かしたノーシンカーリグ等の使用法等を説明。ユーザーからは、サイズ展開を是非してほしいというご意見や、発売時期等の問い合わせがありました。


ゲンタボー


大藪さんプロデュースの、ゴリ等のハゼ科のアクションをイミテートした、非常にトリッキーで魅惑的なアクションを発生させるストレートワーム。水槽内で動かせることが出来たこともあり、興味を持ったユーザー多数。


バスキンシャーク 175ミリ
 


琵琶湖プロガイド薮田氏プロデュース、イマカツ初のソフトジャークベイト。
ここ数年、琵琶湖に於いてソフトジャークベイトが効果的な時期があり、現在、市販されているソフトジャークベイトとの差異を備えた仕上がりになったと説明。発売時期やカラ―等の質問を頂きました。


ブレスキャット


着水時、ボディ表面に無数の気泡を纏う構造を有し、ワームにアクションを加えると、ボディに付着した多くの気泡を放つことで魚にアピールさせるワーム。
特異な形状を有している事もあり、ユーザーの関心は高く、販売時期等の問い合わせがありました。


ビッグマム 


イマカツ初のポーク素材ということもあり、ユーザーの注目度は高く、どのような素材なのか、販売時期等の問い合わせがありました。


今年のイマカツルアーは、既存製品を昇華させた、即戦力のあるアイテムを備えつつ、こんなルアーがあったらもっと釣れるかも、というアングラーの欲求を形にしました。




それでは皆さん良い釣りを

 

 

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