K.imae Today's Tips 1997『第二戦を振りかえって。』
中止が検討された決勝。 今回は朝の選手役員ミーティング全会一致で開催決議。 ローライト、雨ゆえに責めるか、凌ぐか、ギリギリまで悩んだ。 開幕戦出遅れからこの試合は絶対に落とせない。 もはや恒例の?決勝ノーフィッシュになれば早々に年間リタイアもあり得る。 まして公式練習結果の厳しさから、自分に勝負が出来るだけの勝算などなかった。 初日ラストに二連発で窮地を救ってくれたIXI。 無塗装にするため、サンドペーパーで塗装を全剥ぎ。 不自然な樹脂の艶を消す意図もある。 主力は全域の水門を片っ端からラン&ガン。 しかし、メインルアーはなんと、アンクルミノーの檜原式ハンガーショットリグ。 抑えの抑えにアンゴビ2インチのラバー刺しのハンガーショット。 バスが浮いてる場合に使用。 共に全てスーパーエアリアル。 実に三日間、使ったルアーはほぼこの三つだけ…。 史上最高に走り回ったが、使うのは史上最高に激セコルアー。 その極端すぎる動と静の切り替えを完璧にサポートしてくれたのが レンジャーZ520Lのチャンピオンに引けを取らないラフウォーターでの走りと、 バスボートNo.1の釣りやすさ、静止安定性。 忖度なしに、ブラックバードとエアリアルなくして今回の結果は無かったと確信できる。 ブラックバードデビュー戦は10位発進。 大した成績ではないが、年間は28位から18位にジャンプアップ。 エリート圏内の年間5位まで、わずか18ポイント。 あと三戦で十分、オーバーテイクできる点差に戻す事ができた。 次の七色戦で、年間シングルランキングに必ず入る。 そして最後にこの試合が、価値ある我慢だったと思えるよう、 あと三戦に全身全霊を賭けて挑みたい。 まあ、試合前日、余りに釣れないので、浪逆浦南岸のピンを触って 釣ってしまった自分がドアホウでしたね…orz。 これ一本あれば…五本より重いのに…。 七色戦ではこれ以上のビックママを今年こそは仕留めます。 |