閑話休題・イマカツ、イタリア進出か?の巻
なんのコッチャいと思ったかもしれないが、別にどうってことはありません。今回はちょっと海外情報。海外って言っても
アメリカではなく、ヨーロッパのお話。
バスフィッシングは韓国でも結構盛んになってきているのは
ご存知の通りだが、最近熱いのが実はイタリア&スペイン。
実はこないだイタリアの雑誌社から取材を受けたのだが、
その本が会社に届いた。雑誌名は「バスマニア」。思いっきりストレートな名前のこの雑誌はまだ季刊誌ながら、ヨーロッパでは随一のバス雑誌になっている。

ワタクシのインタビューですが、
何書いてあるのかわかりません???
右下にはどこかで見たような見ないような??
現実はヨーロッパはバスよりもむしろ海のゲームフィッシングが盛んで、フランスのシーバスやイタリアのツナ(マグロ)の
ルアーフィッシングはその筋では有名。特にイタリアのツナは何でも産卵期にはオカッパリからも狙えるらしく、とんでもないデカさのマグロがショアーから釣れるのだ。日本では信じられない話だが、それほど海の釣りが人気がある。
インショアの釣りではバスよりももっとポピュラーなのが
化け物ナマズ。これがリザーバーなんかにはわんさといて、なんでもバスを食ってしまうらしく、それがバスフィッシングの最大の妨げになってるとの話もある。外来魚が食われてしまうんだって・・・。

いずれにせよイタリアではバスはちょうど日本のバスバブル期を迎える前の状態に近く、バスアングラーの人口もまだまだ少なく発展途上にある。しかし、さすがはファッションの国イタリア。雑誌で見る限りアメリカのバスマスターマガジンと見間違うほどの見栄えのよさというか、皆さんやけにキマッテいる。日本のバスフィッシング黎明期の垢抜けなさとは明らかに
一線を画した雰囲気。

しかしよく見ると何かちょっとアメリカとは違う感じ・・・。どこかでよく見るようなワッペンや帽子が・・・。
驚いたことにイタリアやスペインでは何故かジャパンブランドが大流行。現地のディーラーがサポートしている選手の胸にはエバーグリーンや東レ、ラッキー、メガバスといった日本メーカーのロゴがいたるところで見受けられる。とくにEGや東レは人気があるようだ。日本のメーカーが直接サポートしているわけではないところが、昔の日本のバスフィッシング発展期を思い起こさせる。EGでは古くからインスパイアールアーを
輸出していた経緯もあり、現地での知名度は非常に高い。

何故かイタリアにもエバグリプロが。
EGはイタリアでも人気抜群!
最近ではイマカツ製品もヨーロッパ各国に輸出している。
テムジンはあちらでは凄い人気らしいのだが、日本での需要が高すぎて入手困難最右翼のロッドになっているとのこと。
イタリアでは何故か東洋イメージや日本語がすっごくカッコ
いいらしく、英語以上にイケてるらしい。パッケージも日本語だと人気が更に高いという。神秘的なんですかね??
凄く好きな国なので、いずれはイタリアにも行ってみようと思っている。イタリア、スペインのバスフィッシングがこれからもっと盛んになってくれることを切に願いたい。

ヨーロッパ唯一のバス専門誌「バスマニア」。
何故かキャップはケイテック!?



確かテムジンについてかなり聞かれた記憶が。
インタビューはイタリア語ではなく英語でした。





どこかで見たようなキャップが。
やたら見かけるこの帽子は!







こ、こ、このどこかで見た後ろ姿は!!
ちなみにこれは目次、本文には
どこにも見当たりませんでした。

 

 

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