ハドルテール 異次元の扉を開ける鍵…の巻
まるで管理釣り場状態だった今回のオカッパリ。
最初は物凄く凹んだが、そこに異次元の鍵が落ちていた。
見つけたとたん、管理釣り場はミニバカラックへと変貌した。


ロケから帰ってもいまだ興奮冷めやらず…。今回のロケではまさに異次元の扉が2枚も開いてしまった。初日、全く釣る事が出来なかった場所で、扉の鍵を見つけた瞬間、ゼロから一気にリアル50アップで5リミット達成。しかも50cm2Kg程度は前座役…。
しかもそれが平日の誰もいない場所ではなく、入れ替わり立ち替わり常にすぐそばに何人もの釣り人がいる状況。天気も雲ひとつない晴天べた凪、真昼間。そこで一人入れ喰い。同じ鍵で違うエリアで試しても結果は同じ。また50アップ。確かにそこには異次元の鍵があった。

TSRの取材では必ずメジャーを使い、きっちりと計測し記録に残す。
その理由はまもなく解ります。
TSR企画スタートからの壮大?な計画の目的とは?
今回は計6本カウント。

そんなに遠くない将来、一部始終を収めたDVD映像を見れると思うので、今回の「鍵」に関しての秘密は暫く内緒。本気でもっと極めてみたいと思った。

ヒントはハドルスイマー。そしてそのハドルテールにしかできない秘密。これははっきり言って重要な鍵の一つ。このテールをデザインしたケン・ハドルストンは本当に凄いアングラーだと思う。無論最も重要なのは鍵ではなく、鍵の開け方なのだが、これは何も言わない(言いたくない)ので、また映像で盗んでほしい。その鍵を真剣に使った事がある人なら、一目見ただけで一気に覚醒するかもしれない。解らない人にはタダの入れ喰い…。マジで語りたくない程ヤバい内容。今回はここ数年、最高にヤバい事に気がついた。なんか今なら見えバスが全部釣れそうに思う。多分釣れる。実際ほぼ100%釣った。今回だけの正解かもしれないが…。

今回の最大魚を釣ったのはこれ。ヒレを全てカットし、ジグヘッドを背中の皮一枚でセット。
重心を高くすることと、鰭をカットすることで、驚異的なローリングを見せるシークレットリグ。
ボディーが動かないハドルシリーズの特徴を、鰭をカットすることで逆手に取ったリグ。
ハドルテールの「タメ」が効いた、強いロールは他のルアーには真似できない。飛距離も抜群。

断わっておくがネストとは一切関係のないバス。ギャラリーがそれは証明してくれる。後ろで座って見ていた人達には最高のライブセミナーになってしまったかもしれない。もう既に鍵の開け方もバレてるかもね……。

途中からはライブセミナーになってしまった今回のロケ。
百聞は一見にしかずと言うが、事実は小説より奇なり?
異次元の鍵は実は凄く身近に落ちていたりする。

とにかく、バクラストン、ハドルスイマー4.5インチ、そして4インチ(たぶん3インチも)は大きさを問わず今一番、マジで超絶激ヤバい異次元の扉への「鍵」である(断言!!)。
結局、全部で50UPを釣る事が出来た。ルアーの大きさより、バスの性格?と場所との相性が重要だった。ハドルテールのヤバさは重々解っていたつもりだったが、これほどの激ヤバさを秘めているとは正直、参った。「春に強い」、そう思っていたが、実は「見えバスに強い」、言い換えれば「クリウォーター最強説」は本当だった。今回、ハドルテールの全てが解った気がした。なんで高滝戦の時に気がつかなかったのか…心底残念。

今回はハドルスイマー4.5インチノーシンカーに圧勝されたバクラト100。それでも40アップ捕獲には貢献。
中層のハドル、ボトムのバクラト。2つを状況で使い分けてこそ50アップ捕獲への最短距離となる。
ヒントを一つ。
スローなハドルとクイックなバクラト・・・深い〜っ!!

でも…明日にはこの鍵も、開かなくなってたりするからハマるんですよね…。まさに求道、ルアーフィッシングは本当に奥が深い。これだからバス釣りは幾つになっても楽しいんですね。

 

 

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