K.imae Today's Tips 2453『Ultimate7 ディアウルフ70HSX』
池原ダムで痛感したこと。 やっぱりスパインレスは詰まるところロッドの究極終着点。 こんな気持ちの良い7フィートロッドは未だかつて経験した事がない。 ややスローともいえるほどムッチリしてるのに、 完全に芯を喰うキャストフィールとフッキングフィール。 誰でもそれが明確に感じられるところのその凄さがある。 スラムドックを真っ直ぐ投げて、いとも軽快に扱える操作感。 レプリケーターまでも余裕で投げれるトルクとパワー。 7フィートのロングロッドをスパインレス化する事は 間違いなくどのメーカーも最終目標としている絶対性能。 しかし、それを実現する事は出来ても、 現代の生産方法では量産し価格を下げる事ができないジレンマ。 すなわち量産には絶対向かない製法だという事。 自分のディアウルフは既に完成態である。 ただ、量産化はまだ目処が立っていない…。 スーパースティードGT-Rに過去最長の時間が掛かったが、 その過程でのノウハウはディアウルフのためにあるようなものだった。 まだ量産過程ではスーパースティードGT-Rほどの安定生産性が確立できていない。 しかし、限り無く完成は最終段階まで来ている手応えはある。 現在は、同じ7フィートでベリーショート(手前)とレギュラーグリップ(奥)を最終比較中。 持った瞬間に「軽い!」と感じるのはレギュラーグリップだが、 使い込むほどに先重りを感じてもベリーショートに魅力を感じ始めている自分がいる。 最初は短すぎるのではと感じたが、最終的にこの決断に一番悩みそう…。 トリガー下260mmVS280mm、僅か2cmでフィーリングがガラリと変わります。 7フィートのベリーショートグリップ、貴方はどう?思いますか |