K.imae Today's Tips 2444『ギルロイドロッド』

進撃の三原、今月号のルアマガ陸王ではまたまたギルロイドJrでキムケンを撃破。

しかも中部屈指の激メジャーリバー、五三川でギルロイドってのが衝撃的杉。

でも、自分的にはルアマガのこの写真、見た瞬間全く違う意味で衝撃が…

なんか馬淵にそっくりに見えるのはワシだけ?????

なんか馬淵が祝福しているような錯覚に陥りました。

















三原の進撃を支える主力ロッドロデオライドリバイバーの○○○○○○。

この手のロッドはカレイドにも、ロデオライドにも存在しなかったビグベ専用ロッドだけに、
自分も欲しい気が…

かなりこれも異形のロッドですけどね。

ちょっと普通のアングラーでは思いつかない発想でコイツもデザインされてます。

いや、ホンマにスピニングの3ピースといい、
ベイトの「マジで?」って思うほどのバッサリ感というか…。

まさにカーリテールをカットテールにしたらめちゃ凄かったみたいな感じ。

パッと見た目から名付けりゃ「スンズ・マリー」。

○○○○○○の正解ではありませんけど。















右がギルロイドロッドのビッグトップ、左がポッキージグザッガー。

共に写真でみるより実物は衝撃的。

非常識といえばそれまでだが、常識では計り知れないのが奇才天才の発想なわけで。

まあ、現在最終段階に入っているディアウルフやブラックレイブン、
そしてブラッククーガーなどはある意味、常識と理論を極限まで
極めると一見、ベーシック?みたいな感じもありますが。

タックル進化とは、驚異的独創性と驚異的ベーシックの鬩ぎ合い
みたいなものなのかもしれないなと最近感じます。

でも一つ言える事は、極めれば価格はやっぱりビビルほど高くなるのね…って事実。

たぶん、三原も薮田も南も、初めてその事実を身を持って知ったと思います。

上代設定を最初に決めずに作れば、何処の誰(もちろんそれなりの実力者)が作っても
本当に妥協や大人の事情を無視して本気で望めば、
結局似たようなところに行き着くっていう事実。

その逆もまた真なり。

それを今回の開発で解ってもらえた事が少し嬉しかったりする今日この頃です。
















薮田も良いロッドほど○○○って紙一重の現実にぶつかって悩み抜いているところ。

レーシングと銘打つ責任の重さを痛感してるところです。

しかし、フロッグロッドと銘打つ限り、その宿命から逃げるわけにはいかないので。

完成はまだまだ遙か先になりそうな気配。















そして自分は粛々と究極のベーシックを目指して様々な困難にチャレンジ中。

スーパースティード66LLRのスパインレス化に成功した次の最大目標は、
7フィートMHクラスの巻物ロッドのスパインレス化。

これは自分の悲願でもありますので。

まあ究極は電撃系ロッドのスパインレス化ですが、
硬い竿は「捻れない方向性」へ振ることで今は最善と考えています。

「真っ直ぐ飛ぶ」「芯を喰う合わせ」、
当たり前の事が当たり前に出来ることがどれほど凄い事か。

ディアウルフの気持ちよさこそが、
自分的には全ての竿の究極の終着点かなとも思います。

 

 

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