K.imae Today's Tips 2434『TOP50第3戦旧吉野川結果』

絶対にノーフィッシュだけはしないと年頭、心に誓って望んだ2019年TOP50。

その決意から今まで敬遠していた超フィネスの世界に自ら足を踏み入れ、
第1戦、2戦と確かな手応えを得て臨んだ第3戦だった。

しかし、皮肉にも、そのバックアップの要としていた超フィネスが
全く機能しないフィールド、そして追い討ちをかける悪天候に、

慙愧悔恨の予選2日目ノーフィッシュ、34位予選落ち。

一ヵ月半にわたる過酷な練習、連戦の天王山を凌ぎきる事ができなかった。















今試合、結果的に初日ノーフィッシュ9名、1尾のみが23名。

2日目ノーフィッシュは実に21名。

決勝はトレーラーウェイインした予選上位5名中4名がノーフィッシュ、

全体でも決勝は11人しかバスを釣る事ができなかった。

予選で1日1匹、2日で僅か1400gさえ釣れば、
余裕で決勝進出、上手く行けば上位通過すら出来た状況。

如何なる状況でも1匹確実に釣る技術の差、
執念の差を情けないほど思い知らされる結果になった。

自分は「釣れない状況」での1尾を釣る確実性が50歳代になってから急激に落ちている。

それを克服すべく様々な努力をしているが、
再びまたノーフィッシュによってAOYレースの致命傷を負う結果になった。

何を言っても言い訳にしかならないし、
ノーフィッシュの壁を越えられない自分が一番情けなく思っている。














今回、2日間で僅か1尾しか釣っていない自分の戦略など何の価値もないだろう。

だが、少なくとも自分が全力で挑んだ2日間の記録は明後日、
水曜日公開「ルアーニュースクラブR」にて全てに書き残したいと思う。

興味があれば読んでみてください。

後悔は先に立たないが、やはりTOP50決勝は陸の上から見るものではない。

予選落ち選手専用の駐車場はその屈辱を嫌と言うほど味あわせてくれた。
















正直、予選2日目、ノーフィッシュで帰着する折、
最終結果次第で引退宣言の2文字が頭をよぎった。

しかし、その折れ掛けた気持ちを2つの予想外の出来事が思いとどまらせた。

一つは14位から決勝トップウェイトで準優勝まで捲り上げた三原の驚異的な成長である。

正直、遠賀川、旧吉野川は三原にとって鬼門と思っていたが、
その急激な成長は自分の予想を遥かに超えていた。

全てのアクシデントを全くに意に介さない強さに、
その成長を見届けたい気持ちと、三原のAOY獲得が現実味を帯びてきたからだ。

そして2つめは僅か1尾だったが、キロ近いバスだったため34位になった事で、
年間順位は11位から16位に後退したに留まった。

AOYレースは遠のいたが、シングルまではまだ僅か10点差。

それだけ皆、苦しい戦いだったのだ。















自分のAOY争奪戦は事実上、今試合で可能性はほぼなくなった。

だが同時に今後のイマカツを背負える存在として
三原の援護射撃に全力を投入できるポジションでもある。

三原のAOY獲得、そして控えめだが自分のTOP5復帰。

出来れば三原のAOY、南、自分の3人でイマカツベスト10入りを残り2戦、全力で狙う。

新たな目標ができた事が自分のモチベーションを今も高く維持させてくれている。

次は9月頭の霞ヶ浦戦、そして10月頭の最終戦桧原湖、

いまは体力体調を完全に回復させ後半戦を万全の体制で挑みたいと思う。

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