K.imae Today's Tips 1431『コブラGTインプレ』
テムジンシリーズ歴代、ミディアムロッドの名竿として、その名を代々受け継ぐ「コブラ」。 「コブラ」の名前を冠する責任はシリーズ中、最も重いかもしれない。 恐らく単一のMクラスロッドとして、日本のバス歴史上、 過去最高の人気と販売実績を持つ名前。 その意味において、このGTはそのコブラの歴史の中でも、 あらゆる面で「最高傑作」と言えるかもしれない。 実はT1100Gの真の実力を一番、実感として感じれるのがコブラである。 一見、華奢にすら思える細身のローテーパー、レギュラースローアクション。 触った瞬間は曲がりすぎるのでは…、腰がないのでは…と不安になるかもしれない。 曲がるのに止まる、しなやかなのに強い。 そして感動的なほどにぶれない弾道、飛行直進性。 クロスファイアのDNAを受け継ぎ、 T1100Gが誇る限界破断強度の極みを体現したコブラGT。 投げた瞬間、触った感覚を遥かに凌駕するそのギャップに驚く。 実戦でこそ実感する真の戦闘能力。 それがコブラGT。 http://www.evergreen-fishing.com/goods_list/TheCobraGt_0108C060_1.html 七色ダム戦生中継中に、2年連続、キッカーを手にしたアベンタRS。 2年連続、その担い手はコブラRS。 ちなみに「GT」と「RS」シリーズで、唯一そのセッティングの 味付けがほとんど変わらないのがコブラ。 シングルハンドで多用するRSとGTに、グリップの違いによる剛性差はほとんどない。 ガイドセッティングは数量を最小限にとどめ、リング内径差を最小にし、 RS、GTでのフィーリング差をほぼなくしている。 コブラに関してはRS、GTはほぼコスメの違いのみ。 性能差は、ない。 あとは好みだ。 だが、レン・シュポルトに徹したRSは、 戦場で神を宿したRSの使い手にこそ相応しい。 |