 | やっぱり琵琶湖のバスはド迫力。
今や真冬のクランキングも定番化? |
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今回のテストのメインは吉田ヒデオがイマカツとコラボで開発しているクランクプロジェクトの一つ、ヒデオが考える琵琶湖最強クランク、
通称「ヒデクラ」のテストである。まだ詳しいコンセプトは完成寸前まで非公開だが、使い手を選ばない汎用型のイマカツクランクとは違った、正に
広大なウィードフラットと化した琵琶湖で釣り勝つマニアな性能を追求した、正に琵琶湖クランクである。
ちなみにヒデクラの
発売はヒデオブランド「HIDEUP」からに決定している。
 | こいつがハイドアップ「ヒデクラ」。
今は4mダイバーとだけ言っときます。 |
 | こちらはイマカツの「イマクラ」。
2.5mダイバー。イメクラではありません・・・。 |
 | こちらはインスパイア(EG)のスーパープレデター。
通称「スパプレ」。
低水温最強のスローライザー設定。
ぶっ飛び2mダイバークランクです。 |
 | イマクラは年末の池原でもまだ釣れていました。
恐るべし冬クランキン! |
ヒデオいわく、このテクニックには絶対といってよいほど専用タックルが必要で、そのために
テムジンでは極めて特殊とも言える
テレスコタイプの新コンセプトロッドの開発にも着手している。このロッドに関しての詳細はこれまた販売ギリギリまで極秘。F・ショーでも見せない可能性が高い。それほど全てがオリジナル性の高いロッドになっているのだ。当初は琵琶湖クランキングロッドとして考えていたが、テストが進むにつれ、この特殊ロッドの新たな可能性が見えてきた。ひょっとすると来年の超目玉アイテムになるかもしれない。
 | 低水温といえばスパプレ。
これもテレスコテムジンでぶっ飛び。
詳しくはロドリ見てください。 |
そしてもう一つ、今回のテストに琵琶湖ガイド2人に依頼したのが、
テムジン・ガンスリンジャーの最終テスト。実はこのガンスリ、最後の最後まで2タイプが自分の中で競ってしまい、最終決断の参考にヒデオ、前山、江波戸の3人に琵琶湖でテストしてもらったのだ。そして3人が揃って選んだのは偶然にもエリート戦の1週間、実際に使っていたモデル、
通称「エリートモデル」と呼んでいるほうだった。正直言ってこれは予想外だった。なぜなら私は3人が恐らくもう一方の最終モデルの方を選ぶと思っていたからだ。
 | 必殺「ガンスリ・豚モグラ」、真冬の琵琶湖でも炸裂!!
57cm。 |
この2モデルの差は、ティップの入り易さ、硬さ、すなわち
「一瞬の喰い込み」重視タイプと「一瞬の掛け重視」の違いだった。言い換えればバイト時の一瞬を「速」で捉えるか、「間」を生み出すかの判断だ。果たして3人が文句なしに選んだエリートモデルとはどちらか?そしてその理由は何か詳細はまた後日。
やっぱり時代が一回転してきたぞ・・・。
 | ガンスリンジャー&ブタモグラ情報に関してはルアマガ必読です。 |
まあとにかく、今回のテストではさすがは琵琶湖といえる
57cmのビッグバスも飛び出した。先日の釣り納めもそうだったが、凍っていようが、水温が4度以下であろうが、バスは釣ることが可能なのである。確かに自虐的に厳しいゲームだが、この最悪の状況下で結果を出せるようになれば、明らかにそのシーズン、そのアングラーはスキルアップしているはずだ。
 | 冬はこの一発が嬉しい。値千金の一撃必殺。 |
最近は冬になると釣りをしないプロがほとんどになってしまったが、昔は
「冬を制するものがシーズンを制する」とまで言われたほど、冬の実釣トレーニングは重要視されていた。
みなさんもこの正月休み、コタツ(既に死語か!)に入ってばかりいないで、厳冬期の一発にチャレンジしてみて欲しい。感動するぞ!!
それでは06年、一発目のイマカツ・ザ・ムービー、オンエアです。
真冬のディープクランク編