エレキ&エコ・秘策チューンの巻
はじめにちょっとご紹介。
9月20日からまたまた新たにイマカツHPに新メンバー江波戸寛明が加わった。
例によって即興で私が付けたリングネームはクリス江波戸ロイド(古過ぎてわからんかな・・・)。知ってる人は知っていると思うが、知らない人は全く知らない元ワールドプロで現在はザ・ヒットなどのTVで活躍しているアングラーである。昨年からはJBを離れ、プロショップ「主」のスタッフとして、日本のみならず世界のバスフィッシングに挑戦する予定らしい。
イマカツHPでは今後、世界各地のバス釣りのほか、琵琶湖情報、滋賀京都近辺のオカッパリ情報などを精力的(本人曰くトップシークレットを凌ぐ週3回は更新する気らしい・・・)にリリースしていきたいとの事。まあ3回ならぬ3日ボウズにならぬよう、皆さんも要チェックしといてください!(江波戸寛明のぬし道)

さて、JBのトーナメントは現在、チャプターシリーズを筆頭にして多くのエコタックルトーナメントがある。このエコトーナメントは正直ってタックルが非常に限定される上、ラインまでリーダーをとらなければならないため、正直言って煩わしい。せめてラインだけでも切れやすい5ポンド以下使用禁止くらいに留めてくれればエコトーナメントの普及ももう少し楽なんじゃないかなと思うのだが・・・。

このエコ試合に関しては賛否両論だが、最近はエコ認定ルアーも随分いいものが増えた。
イマカツでもゲイラを筆頭に、SD、ロックベイダー、モグラ(既に発売済みのTG20に続き、従来のビスマス・シリコンモデルの1/8〜1/2ozも次回ロットからエコマークが順次入ります。ジグのキーパー部分にFマークが刻印され、
Fシールが付いているのが認定品です)が発売
されている。

ここでちょっとしたシークレットチューンを公開。まずはSD−75だが、SDはナンちゃって生分解ではないリアル生分解樹脂使用の正真正銘の生分解ワーム。今回はノムシュンに教わった?、SDの効果的なチューン法を教えよう。

こちらはSD−75生分解モデル。
このままでも無論グッドです。
実は先日、亀山の野村ボートでノムシュンに会ったとき、ノムシュンはちょうど河口湖イースタンでの試合で優勝した翌日だったのだが、彼のロッドに見慣れない、なんかよさげなワームが付いていることに気がついた。
ノムシュンに「そのワーム何?」って聞いてみると、返ってきた答えが意外にも「SD−75ですよ。」????。
その意外な答えに良く見てみると、なんとテールを上手くカットした「カットテールSD」だったのである。ノムシュンはこのカットテールSDを彼の得意技、「水面高速引き」に使っていたのである。ノムシュンいわく、よく飛ぶし良くダートし、何より激しくトウィッチしても生分解なので、ワームがずれないし耐久力抜群なのがいいと言っていた。

こちらがカッターでテールカットしたSD−75。
裏はこんな感じ。
水面でノーシンカーでトウイッチ&フォールで使います。
実際に私も真似してカットテールしてみると、これはなかなか具合がよろしい。オリジナルのSDとは違った、スクリューテール系のアクションになり、すこぶるグッド。生分解モデルは通常樹脂モデルの5倍以上は耐久力があるので、一本でかなりのバスを釣ることができる。結局お買い得かもしれない。これはお勧めチューンであります。

この細くなったテールが、細かい振動と痙攣した小魚の
逃走アクションを演出します。
次にエコルアーの泣き所は、実は「良いスピナーベイト」。特に重いウエイトのものが全然ない事だ。これはトーナメントでは一大欠点になっている。そこで、これまた器用なフージーさんが考え出し、JBからエコルアーとして正規チューンとして認められたのが、「モグラスピン」。スピナーベイト用のワイヤーを買ってきて、曲げて通しただけの簡単チューン。
溶接でもルール上問題ない(確認済み)ので、更に懲りたい人はどうぞ。

これがDゾーンならぬM(モグラ)ゾーン???
こんなチューンが簡単に出来ます。
これなら簡単に出来て、モグラヘッドのすり抜けは最高!相当レベルの高い、エコではピカ一の使えるスピナーベイトになった。通常の1/2oz相当が作りたい場合は、TG20をお勧めする。ヘッドウエイトなのか、全体ウエイトなのか表示が曖昧なせいもあるがウエイト1/2oz表示のスピナーベイトは実際にはそれ以上にかなり重い場合が多い。
是非エコトーナメントで使ってみて欲しい。

ワイヤーをフックさせているだけ。
これだけでも意外に強度があります。
溶接不要、モグラスピン完成。
そして次に高速エレキトーナメンターに朗報!
なんとあのサワムラからビックリプライスの高速エレキの焼き付防止に高い効果を誇る「クーリング・プロップナット」
デビューした。

アルミプロップと組み合わせれば最高の冷却整流効果が
発揮される「クーリング・プロップナット」。
コレはエレキ戦でエレキを全開高速でフルに使わなければならない場合、欠かせないエレキ戦専用必需アイテムである。このサワムラオリジナルのクーリングナットは従来の整流効果を高める目的以外にヘッド内部の放熱効果を高くし、最も恐ろしいエレキの焼き付から内部を守ってくれることに重点を置いている。もちろん整流効果を高めスピードアップにも貢献する。まあそれでも109ポンドクラスは高速長時間使用はかなり危険なので、その辺は購入時にエレキ王・沢村さんによ〜く聞いておきましょう。

こちらはマチェットIII用KTFクーリングプロップナットです。
とにかくこの「クーリング・プロップナット」、驚いたのはそのコストパフォーマンス。機種にもよるが、私の使っているのでも2980円!。
いい加減なことは書けないので、既にキャリルにて販売中とのことなので、一度キャリルに電話して聞いてみて頂戴。
ハンドクラフトに近いものらしく、必要な方はお早めに。

最後にロックベイダー2gに生分解ゲイラをコンボしたヤヤスモジグがスピンコブラ&PEのオカッパリで爆発中。詳しくはまた阿部ちゃんDVD情報にて!!

いわばワッキースモラバ。
よく飛ぶし存在感抜群。これでエコルアー。
とってもよく釣れるそうです。

 

 

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