【F.INOUE】 TOP50が中止!?同日の池原も大荒れで迎えたコラボイベントの結末!の巻
「皆さん、どうもこんにちは!」池原(&七色)ガイドサービス‘BOTTOM CONTACT’ の井上 太です。 最近になって、学生の方々は、春休みを迎え、各フィールドでも、親子連れでの釣行が目に付く様になって来ました。ようやく、春を感じる陽気も日増しに多くなって来ていたのも束の間、週末の天候は、春の行楽日どころか、再び、西高東低の冬型気圧配置となり、冷たい雨(23&25日)をもたらしたかと思うと、冷たい北西風へ、挙句には、この時期にしては、大変珍しい風雪が舞い降りていた。因みに、25日の日中に、道中の大台ケ原を通過時には、気温「−1℃」を示していた。その辺りは、道路こそ、積雪していなかったが、周りの木々は銀世界の雪化粧と化していた程だった。
「キャンプinバッシング」と題したイベントが開催された。 このイベントは、昨晩秋に第1回目を行っており、その際の参加者達+α(友達同士、親子連れ、カップルなどの参加が見られた)が、この時期に再び、集結された。 尚、当日は、朝からの強風&大荒れ!突風&白波が吹き荒んでおり、ボート操船が危険なくらいに思えたのだったが、各参加者達のボートは、おのおの思いのエリアへと消えて行った。 皆さんが出船されて暫らくしてから、僕もゆっくりめの実釣を開始する。 23日には、湖の表層水温の平均が、9.7〜9.8℃程だったのに対し、8.4℃と大幅に低下していた。 僕の中では、「まだ、冬の釣りに徹した方が良いのか?春を先取りした釣法を試した方が良いのか?」 正直、いまだに定まらずに迷っていた。それでも、「深い所(ディープゾーン)だけは手を出さないでおこう」といったプランを立てていました。「グットサイズは、少ないまでも、シャロー側で身を潜めて、動かないで居るはず!」と・・・ 取り敢えずは、ボート桟橋から見えていた真向かいの「平成の森半島裏側の岩盤&ガレ場エリア」が、日が当たってサニーサイドになっていた事&強風の影響を受け難い風裏となっていたので・・・が理由。 無謀(無理無茶)な事はしたくなかったので、この面を、C.Cプレデター(イマカツレモン)&DDスクワレル79(ブルーバックチャート)のシャロー攻め・超高速巻きで流して探りを入れて見た。所々には、少し沖合いに枝レベルの細い立ち木が点在しているので、その中をカバークランクの要領で無理矢理 通してみる 各々のルアーには、ダブルフックに付け替え、板オモリ(アクティブ:鉛シンカー)を貼り付けて、SPバランス・チューニングを施している。ひとしきり、流して反応が無ければ、帰り時(往復)は、キラービルミノー(ブルーバックチャート)を用いて、水深4mラインを意識してのドラッキング。魚探では、4mラインにベイトフィッシュの反応が映し出されていた。 その後、反応が無かったので、今度はボートを浮きブイに固定(ロープで括り付けて)その辺りの小岬をモグラジグ1/2oz+ビッグダディー(ポーク)(カラー:ブラウン系)のボトムトレースにて反応を見る。特には、スタンプの尾根を意識して、引っ掛かっては、ステイ&シェイク!1バイトあったが、ショートバイトで、ポークのテールに歯形が付いていた。 午前中、殆どの時間をこの辺りで費やしてしまい、移動を決意するも、アクセルを開けていない状態で、真上から何回も水を被るので、「大移動は出来ない!」と判断。オープンエリアでは、エレキの意味が無いくらい、その場に止まる事も不可能だった。殆ど、スタンプにボートを固定しての釣りを強いられていた。 ふと、見える範囲の(赤土&スタンプ)ワンドには、風が当たっていなかったので、そこへ避難する。 やはり、ワンドの奥は、日が上がって来るのと比例し、水温もグングンと上昇傾向。9℃台にまで上がっていた。このワンドの奥から出入り口(ベイマウス)に掛けて、再び、キラービルミノー(ライトニングブルー)を用いて、水深4mラインを意識してのドラッキング。ベイマウス通過時の立ち木(細枝)に絡んで外れた直後、「ココンッ!」といったアタリが出た。 やっと、「釣れたわぁー!これで、何とか恥を掻かなくてすむ!」一安心後、胸を撫で下ろしていると・・・ 時刻は既に、帰着時間の12時5分前!!そのままライブウェルに押し込んで、慌てて桟橋まで戻りました。
---午前中の結果--- 参加者:17人中/1人(1匹)という、大変、厳しい釣果結果だった。 バラシは、2人程いた様ですが・・・推定、ビックフィッシュの手応え十分!全て、シャロー攻めとの事だった。 その一匹が、この時期ならではの文句なし、54cm/2,400g のビックフィッシュだった。
エリア : 坂本筋・谷本ワンド最奥部シャローでのタダ巻き(中層スイミング) 山上さんは、朝一、別エリアの月谷ワンド・最奥部でも、同じルアー(フラッピンソニック 3/8oz・ウグイカラー)& 同じメソッドで、同サイズをバラしていたとの事だった。 その後は、皆さんで、お昼休憩(昼食会)を挟み、「今日の池原、どう釣るの?」と題した、小セミナーを、僕(池原ガイド井上)が行いました。 今日の様な(最悪の)コンディションなので、ライトリグ系での縦の釣り(フォーリング)等&ディープ(深い)ではなく、巻き物「重めのスピナーベイト、クランクベイト、バイブレーション、(+αとして、シャッド、ミノー)など」の早いテンポでの横の釣り&シャロー攻めをお勧めした。質疑応答では、思いの他、質問が次々と飛び交っていたので、参加された方達の やる気(意欲)に関心させられた。やはり、この時期に来られる方々は、熱い人が多い!様に感じ取れた。 午後からの実釣では、少し風がマシになった事もあり、51cm/1,900g が、出ていた。
その他には、45cmが、 エリア : 坂本筋・谷本ワンド最奥部シャロー ヒットルアー : Dゾーンなどでキャッチされていた。 中にはトップウォータープラグ(バジェット)で、50UPをバラしたという方もおられた。こちらも、ワンド最奥部との事。 僕は、午後からの実釣は参加出来なかったので、その後のバーベキュー会場にて、皆さんに話しを伺っていたのですが、今回、バスをキャッチされた方々全員、「今年初バス」or「池原初バスといった方達ばかりだったのには、少し驚かされました。「いい釣り、出来ましたね!」と・・・いつもの様に・・・ 「こういったイベントも、いいなぁ〜。」今日は、楽しいひとときを過ごす事が出来ました。 とにかく、参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。 追伸: その翌日は、打って変わって、春を感じる陽気となった晴天快晴日。 昨日、あれ程荒れていたのがまるで嘘の様に、気温&湖の表層水温もグングンと上昇していた様だ。だが、その状況にも関わらず、皆さんの釣果結果は、0匹&ノーバイトと完全完封状態との事だった。昨日のパターンを含め、2日目で慣れて来ていた!と言う事もあり、釣り日和で非常に釣りもしやすかったはずなのに・・・ 昨日は、大荒れの中、50cmUP×3尾が水揚げされていたのに・・・「ほんと、僕にも、よう判らんです!」 それでは、また次回まで、ご機嫌よう! ガイドに関するお問い合わせ先 E-mail: b-c2104@m5.kcn.ne.jp H.phone:090-4909-3887まで |
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