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【F.INOUE】 MAX水位〜赤潮&アオコ〜アーリーサマーパターン
『皆さん、どうもこんにちは!少し、ご無沙汰しておりました!』 池原ガイドサービス“BOTTOM CONTACT”の井上 太です。

『今シーズンのMAX水位に!』



さて、6月後半頃の池原ダム湖の状況ですが、近畿地方も梅雨入り宣言が成されてからと言うもの、夜半に掛けてドシャ降りの雨日が多く、23日の午前中には今年のMAX水位にまで到達していた。こうなると当分の間は、低水温&溶存酸素量の豊富なバックウォーターを始めとする各谷沢のインレットパターンが成り立ち、ビックベイトやハードプラグでも十分な釣果を得る事が出来る。
だが、急激な増水の際には、ゴミ&流木の浮遊物の氾濫を招き、その対策(ウィードレス効果の高い物)も必須となってしまう。
今後の見通しとしては、濁りが徐々に中流〜下流域に掛けて下がって来るはずなので、その濁ったエリアを避け、まだ悪影響の出ていない下流域エリアを攻めるか?もしくは、先に澄んで来る上流域を狙うか?となってくる。
その頃、シャロー際ではアベレージサイズを中心に、小バスの群れやアフター回復組、そして、フライと呼ばれる孵化した稚魚を守っている既にネストを離れてしまっている雄バス、未だプリスポーンのロクマルクラスも確認する事が出来、様々な状態のバスを見る事が出来ました。
そして、その週末も雨模様だったのですが、特に26日(Sat)は、終日の激しい雨が降り続いていた為、各筋の最上流部からはまた新たに濁った水が流入してしまっていたが、その際のダメージは無く、ドチャ濁りの水質では無くささ濁り程度だったので、今後の週前半では、ド・クリアに変化して行くまでの間、バックウォーターでのアグレッシブな釣り展開が見込めそうな予想でしたが、水位は更に上昇傾向になっていました。

6月25日現在の池原ダム(トボトスロープ調べ)
水位 -2,0m 水温 23.2℃ 透明度 3.0m



『赤潮&アオコが急激に発生!』
 
さて、その後ですが、26日(Sat)のまるで台風並みに降った大雨(&強風)の影響で、前週よりも更に湖の水位は増水し、かなりの勢いで急上昇していた。こうなると、各筋の上流部からは濁った水質が流入している様子でしたが、ささ濁り程度でドチャ濁りにまでは至っていないとの事でした。
ただ、この時期になるとエリアを問わず、湖のあちらこちらで表層水温の上昇と共に、赤潮&アオコが急激に発生し出し、透明度を覆ってしまう。
今のところ、坂本本流筋・下流域の透明度のみは非常に高く、ここ数年間と比較しても、かなりの透明度がキープされていたので、一番水質が良い様に感じられました。
さて、11日(Sun)は七色ダムにおいて、奈良チャプター第4戦目が開催されるのですが、そのイメージトレーニングも兼ねて、各筋・最上流域であるバックウォーターに向かって見ました。
大洪水によって流され落ちて来た稚鮎を捕食する為に、アフターの回復組みの群れが最上流部へと溯上して来ています。
ハードプラグのみで釣果を得られれば御の字なのですが、そう甘くは無く、ソフトルアー&ライトリグの出番もしばしあります。
最近僕が多用しているメソッドとして、メインはトップウォーターワーミング等のシャッディングや、高速トィッチなどの表層系を押し通しているのですが、効かない場合や、比較的、カレントの勢いが強く、ボトム付近に這いつくばっている様な状態では、JHリグ(1/16oz)を多用し、ボトムで漂わせて口を使って来たらアワす。の完全サイトの釣りを結構しています。
(使用ワーム:ハドルスイマー/ハドルフライ/ニードルシャッドなど) 

7月3日現在の池原ダム(トボトスロープ調べ)
水位 -4.6m 水温 24.9℃ 透明度 3.5m



『アーリーサマーパターンを意識!』

今週の週間天気は、雨季特有の大雨か?晴れれば湿度の高い蒸し暑い日の繰り返しが続いていたが、そんな晴れ間の8日に釣行して来ました!今回は事前の水質情報から、ダムサイド周辺〜坂本本流筋・下流域をメインに周って見たのですが、これらのエリアは比較的透明度も高く水質も良好に感じられた。
気付いた点としては、湖の平均表層水温が既に25℃を上回っているのにも関わらず、今だ、数多くのネストがまだまだ存在していた事と、思っていたよりは、シャローに浮いているバスの姿が極端に少なかった事から、既に、アーリーサマーパターンを意識し、少し深い層に移動してしまっているのか?と感じ、今回はテキサスリグ(ダットカット/7gシンカー)をメインに8〜10mまでのレンジを探って行ったが、大瀬ワンド&谷本ワンド内で
好反応を得る事が出来た。この各ワンド、場所的には隣接してはいるが、透明度が両極端だった。


その他には、50cmクラスのサイズは単体で、ボディーウォーターの絡む沖合いの立ち木に「ボー」っとサスペンドしているか、もしくは、ワンド内を数尾の群れを形成して回遊しているのを見掛けていた。
今回のチェックした範囲は、坂本筋&備後筋のインターセクションまで見て来たが、これらのエリアよりも上流域は表層に赤潮の様なものが発生しており走行後に出来る気泡もそのままだった事からも、余り水質は芳しくなかった。
この日もマイボートアングラーの方がロクマルをキャッチしており、サイトフィッシングは今だ可能となっている。

さて、今週末は七色ダムにおいて、奈良チャプター第4戦目が開催されるので、週末は七色ダム湖に浮いています。
9日以降からほぼ毎日の様に雨が続きますが、湖の状況も大きく変りそうな予想がしています。それでは、また来週までご機嫌よう!

7月7日現在の池原ダム(トボトスロープ調べ)
水位 -4,2m 水温 26.0℃ 透明度 3.5m


5日(Sun)朝夕仕事の間の昼間にプラへ・・・
これらのサイズは、回遊している、もしくは、サスペンドしているバスをサイトで釣らないとなかなか出会えない!
インチへアリーホッグのインチJHリグにて


\ 25,000- (お一人様/8時間)のガイドの方も宜しくお願い致します。

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携帯:090-9167-9500

 

 

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