【F.INOUE】 淡水赤潮
皆さん、どうもこんにちは!『日頃、いい釣りしてますか?』 池原ガイドサービス “BOTTOM CONTACT”の井上 太です。
さて、その後の池原ダム湖の状況ですが、然程、大幅な水位変動も無く、非常に安定している様に伺えた。
ですが、最近の高気圧が張り出した快晴日が続いていた事もあり、湖の表層水温も徐々に上昇しており(現在では、20℃を上回っている)、“淡水赤潮”の発生している比率が多くなり出している。 23日(Sat)の時点では、今まで影響の多かった、白川筋全域&坂本本流筋・中〜下流域に掛けて、そして、本湖ダムサイド周辺エリアに関しての水質は、比較的回復傾向にあったが、逆に、備後筋が諸に、“淡水赤潮”の被害を受けていた。 今シーズンに限って、池原でサイトフィッシングを行う上では、非常に厄介者とされている、この“淡水赤潮”と言う存在について、今回は、触れて見たい!と思います。 その発生するメカニズムについては、調査した訳では無いので一概に言い切れないのですが・・・ 〈僕が思うに・・・〉恐らく、春先の早い段階で、異常にも急激に気温が上昇し、それに引き攣られて、湖の表層水温が一気に上がってしまった事が起因していると思われる。が・・・ 現状の発生パターンとしては、朝一、殆ど見る事も無いのだが、日照時間の関係でAM9〜10時に差し掛かる頃、気温の上昇と共に、湖の表層水温が上昇し、その温度変化によって発生している様子!この条件に輪を掛け、同時刻から吹き出す風の影響もあって、その分布範囲がドンドンと広がって進行して行き、サイトフィッシングが出来なくなってしまう。
現在のスポーニングに絡むバスの状況ですが、漸く、ネストを離れて孵化した稚魚に着いて浮いている雄バス達の姿(フライ)を見掛ける様になって来た。この頃に合わせて、少し深い層に姿を隠していた雌バス達も、そろそろ体力を回復させ始め、群れを形成して果敢に捕食活動をし始める事と思われる。そして、今後は、アーリーサマーに向けて移行して行くと思われる。 釣法に関して言えば、今だライトリグ系には、DSリグなどのボトムを漂わす系に軍配が上がってしまうが、これからは、NSリグを始めとするフォール系の釣りや、横移動させるミッドストローリング、そして、表層系の釣りが面白くなって来る。 大半バスの多くは、前述したポジション(ポスト〜アフタースポーン)にあると思われるが、45〜50cmサイズのプリ〜ミッドスポーンの雌バスの姿もまだまだ確認が出来、まだまだ、混在している様子である。 特には、今までの間、あまり触られる事の無かった、白川筋がサイトフィッシングを行う上でお勧めエリアだと思う。 22日の午前中に湖の様子を伺って来たのですが、まだまだ、プリ〜ミッドスポーン雌バスの姿も確認が出来、50cm前後のサイズ4尾のメスに口を使わせるも、2尾のみしかキャッチ出来なかった。使用ルアー:バクラトスマーリアル&ジャバロン140のヘビーDSリグにて 前述したルアーを用い、かなりの食わせ方が見えて来たので、まだ、もう少しの間、チャレンジして見たい!と思っています。 それでは、また次週までご機嫌よう! |
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