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【F.INOUE】 アフター回復
『皆さん、どうも、こんにちは!日頃、いい釣りしてますか?』 池原・ガイド の井上 太 です。
さて、その後の池原ダムからの報告ですが、今回のガイド釣行24日(Sat)では、坂本筋方面を選択。その際の状況をお伝え致します。

本日の奈良県南部の天気予報は、曇り→雨・・・降水確率:90〜100%との事で、“ビショ濡れ覚悟”して臨んだのでしたが、雨と言っても珍しく、気にならない程度の霧雨が続いていた。
今回の狙いは、沖合いの好条件を満たした立ち木を“ラン&ガン”して行く作戦に出て見た。最初に入った坂本筋/下流域に位置する途ある立ち木での一投目から幸先の良いヒットシーンが見られた。
52cmのアフター回復バスだった。(ヒットルアーは、池原定番の高比重スティックタイプワーム・オフセットNSリグ)

朝一の一投目から幸先の良い、52cm!

この下流域エリアは、非常に透明度も高く、視認性もすこぶる良かった。湖の表層水温は、ここ数日間の好天候の気温上昇により、朝一の時点で、20〜21℃にまで上昇していた。ショアラインにウロウロしているバス(35cm前後サイズ)をよく観察確認して見ると、フライ系と呼ばれている“孵化した稚魚を守るオスバス”が数多く確認出来た。

このエリア&その立ち木が好印象に思えたので粘って見たのですが、後が続かず、移動する事にする。備後筋/下流域の沖合いの立ち木をメインに探って行く。水深1〜2m程の所にサスペンドしている良型サイズのアフターを確認するも、なかなか容易には口を使って来てはくれなかった。ただ、目視出来るレンジにサスペンドしているバスが多かったので、NSリグを始めとする、表層系、水面下のミドスト、スモラバ等のルアーが今後の必須アイテムになって来るはずに思えた。イマイチの反応ながらも、ゲストさんはNSリグや、JHWリグを使用し、キャッチ数を重ねて行く・・・その後、坂本筋に戻り、インターセクション付近〜坂本スロープ付近までを流して行った。

この日のガイドゲスト、山田さん(大阪府)です。

受けた印象としては、同筋においても水の色が様々で、“クリア”“濁り”の水質が交互に発生しており斑模様の様な水質に驚かされた。(イメージとしては、クリアな水質の中に、緑色の濁りが、まるで空の雲の様に漂っており、混ざり合おうとしていない状態。)

備後筋中流域の風景

最後に、朝一の立ち木を打ち、それから近場の似かよった立ち木を攻めていると、表層系ワームに連続バイトが相次いだ。やはり、本日一番の好印象エリアだった。
今日は大雨を予測し、朝一から休憩を挟まずに“ぶっ通し”で行っていた為、夕マズメを迎えずストップフィッシングとなった。

このサイズまでなら、数多く釣れます。

その後・・・冷え切った身体を“きなりの湯”に浸かって暖めていると、雨の勢いは次第に強くなり始め、その雨は翌日の朝まで降り続いていた。奈良県南部には、“大雨洪水注意報”が発令されていた。
この雨量で、また、湖の水位も急増水し状況が大きく変る事と思われますので、また次回の報告でお伝え致します。
それでは・・・

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