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初心者講座85 イマカツルアーの使いこなし方『スケブロ7』
今回はイマカツ 霞デザインの『スケブロ7』について紹介します。




スケブロ7(スケブロセブン)は、スケアブロー48と同じ大きさのボディを持ち、7フィート(約2m)まで潜るミドルレンジ対応のクランクベイトです。

一番の特徴としては、リップとフロントフックの間に装着されたローリングスイベルと細長いブレードにあります。




ローリングスイベルとは、スピナーベイトなどにも使われているブレードなどを回転させるパーツです。

しかしスケブロ7の場合、ブレードがスピナーベイトのように回転するわけではなく、フロントフックに絡みついてスイミングバランスを崩す要因となり、低速でも千鳥アクションを生み出します。

また、カバー回避にも一役かっており、複雑なカバージャングルでもいとも簡単にすり抜けてくれます。

そのため、消波ブロックや石積み、立木や倒木の枝が複雑に絡むようなカバーなどでも、強気に攻め込むことが可能です。

複雑なジャングルカバーに潜むデカバスキラーとして、霞ヶ浦をはじめ各地のリザーバーや野池などで釣果をあげています。




使い方としては、狙いの障害物をルアーが通過するように、その先にルアーをキャストして巻いてきます。

障害物にまとわりつきつつ、スルリと交わして引いてくることが可能です。

また、障害物のないオープンウォーターでもキレのある千鳥アクションでバイトを誘発します。




スケブロ7の使いドコロとしては、通常のルアーでは引くのを躊躇ってしまうようなカバー周り。

春先に石積みやリップラップなどのハードストラクチャーなどにステージングするバスをボトムノックで狙ったり、夏場に立木や杭、オダなどのシェードに隠れているバスを、ルアーをカバーにコンタクトさせながら引くことで、カバーから出してきてバイトに持ち込ませるといったような使い方がオススメです。

また、ブレードによるフラッシング効果により、多少濁っていても離れた場所にいるバスにもアピールしてくれます。

根掛かり回避能力が極めて高いので、初挑戦の場所などでも臆することなくキャストでき、サーチベイトとしても使い勝手の良いルアーです。

まずは、手の届く範囲の岸に近いカバーに絡めるように引いてみて、障害物回避能力の高さを実感してみてください。


穂崎タックル

ロッド:カレイド スーパーコブラ(エバーグリーン)

リール:レボエリートIB(ピュアフィッシング)

ライン:バトルデザイア ファーストムービングバーサタイル12lb(東レインターナショナル)

 

 

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