title

初心者講座83 イマカツルアーの使いこなし方『カレカ110』
今回はイマカツのプロップベイトである『カレカ110』について紹介します。





フローティングモデル 大きさ:110mm 重さ:15g
シンキングモデル 大きさ:110mm 重さ:18.5g
ハイスピードモデル 大きさ:110mm 重さ:20g

デビルチョッパーカレカは、2010年に限定生産されたカレカ130をさらに使いやすいサイズにダウンサイズした、ファクトリーチューンモデルのルアーです。

その特徴は、ミノーシェイプの細身なボディにイマカツ独自設計のプロップが装備されているということです。




しっかりと水を掴んでかき回すプロップが、スプラッシュとフラッシング、広範囲に響くサウンドでバスにしっかりとアピールしてくれます。

基本的な使い方は、ただ巻きでプロップを回転させながら巻く使い方です。

3種類あるうちのひとつのフローティングモデルは、水面をゆっくりと巻く使い方や、ロッドをあおって連続的なスプラッシュでアピールできます。

スローに巻いてもプロップが回転してくれ、バスの動きが鈍い時やじっくりと誘いたい時などに、浮かせて止めておけるので便利です。

シンキングモデルは比較的ゆっくりと沈むモデルで、水中をゆっくりと巻いて使うことができます。

バスが水面まで出きらないときや、スピーディに水面を引きたいときに重宝します。

ハイスピードリトリーブモデルは名前のとおり、早く引くことのできるモデルです。

シンキングモデルよりも重めウエイトが内蔵されており、スイミング時の姿勢がより安定しています。

もちろん、シンキングモデルよりも早く沈むので、湖やダム湖などで深場を狙うのに有効なモデルです。

すべてのモデルに共通しているのが、スイミング姿勢がとても安定しているということです。

その秘密は、ボディ腹部に装備された左右非対称の腹ビレにあります。





この左右非対称の腹ビレが、プロップの一方向への回転により発生するボディの捻れを、大きさの違いによる水流抵抗の差で相殺しています。

そのため、水面や水中を安定した姿勢のまま引くことができます。

カレカ110はその強いアピール力から、やる気のあるアグレッシブなバスに人気があり、ひったくったり水面から飛び出すような激しいバイトがでるのが特徴です。




写真のようなイカツいバスが怒ったように食いついてきますよ。

産卵の終わる5月末から8月の朝夕に特に効果的で、雨のよく降る梅雨時期には特に実践が高いです。

ただ巻き、ストップ&ゴー、強めのジャークなど好きなアクションで使ってみましょう。

雨の後などに濁ったときには、ハードなジャークと長めのポーズを組み合わせた使い方が個人的には実績が高く、よく使います。

タックルは柔らかめのミディアムクラスにハイギアリール、ラインはナイロン14lb(もしくはフロロ12〜14)が使いやすいです。

水面炸裂バイトはとても楽しくエキサイティングなので、試してみてください。

穂崎タックル
ロッド:カレイド スーパーコブラ(エバーグリーン)
リール:レボエリートIB(ピュアフィッシング)
ライン:バトルデザイア ファーストムービングバーサタイル14lb(東レインターナショナル)

 

 

TOP OF THIS PAGE