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初心者講座70 バスの習性 『威嚇』
今回はブラックバスの習性のひとつである“威嚇(いかく)”によるバイトについて紹介します。

威嚇とは敵を追い払う為の行為のことで、敵となる生物が近づいてきた時に縄張りや子孫を守るために見られる行動です。

ブラックバスの場合には、産卵期に自分の巣(ネスト)や卵を守るオスによく見られる行動です。




その威嚇方法とは、敵に向かって突進したり口を使って噛み付いたりする方法で、巣の卵を狙うものや巣の近くを泳ぐ魚には容赦なく襲いかかります。

相手が自分よりも大きなコイやカメなどにも恐れることなく噛みつき、それがルアーの場合でも、敵と判断した場合には威嚇行動で噛み付いてきます。

これを威嚇によるバイトといい、エサを捕るための食性ではないバイトといえます。

威嚇によるバイトが多く見られる産卵期には、これを利用して比較的簡単にバスを釣ることができます。

しかしながら、産卵期のバスは体力が低下していたりするので、釣り上げた場合には素早く逃がしてやるなどの配慮が必要です。

 

 

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