この度はLoveFishKingdom2017 WEST 優勝(KING)に選出して頂き、心より御礼申し上げます。
小学生の頃にバス釣りを始めてから約20年。そしてLoveFish?への投稿を開始してから数年が経過しました。
2016年に本企画でWEST 2位(Queen)を受賞させていただき、今年は更にLoveFish?という素晴らしい企画そのものを盛り上げるべく、
一人のアングラーとして自分自身の想いを発信し続けた様な一年でした。
私自身、社会人として日々仕事をこなし、家庭において果たすべき役割も多々あります。更に2017年は待望の第一子となる長男が誕生し、
正直なところ釣りに割ける時間は昨年以上に少なくなりました。しかしながら、その環境を言い訳にするわけにはいきません…!
時間はあるものではなく、工夫して生み出すもの。環境は自らの努力で作るもの、という意識の下、昨年よりもう一段アングラーとして成長すること、
また一人の社会人として、また一人の親として、仕事と家庭、そして趣味の釣りを高いレベルで両立することが自分自身のテーマとなりました。
昨年同様、短い釣行時間であっても自分自身でテーマを決め、考え、実践し、検証する。そして次の釣行に活かす。
そのプロセスそのものを素直に楽しむ事で、ただバスが釣れて嬉しい、より大きいバスが釣れることが望ましい、といった考えや、
他人と闇雲にサイズや釣果を競うという発想は消え、バスという魚に対して真正面から向き合う事が出来たように思います。
また、ブログやLoveFish?への投稿等を通じて釣り仲間の皆さんとの縁も益々拡がり、日々新たな発見や刺激に満ちた毎日…!
そんな日々が続いた結果、2017年もグラチャンファイナル決定戦に進出!
ファイナル戦の期間中は、日々緊張感がありながらも楽しい釣りを満喫させていただきましたが、
昨年と違ったのはファイナル期間における心の持ち様でした。率直に言って、2016年は周囲の釣果やサイズが気になる場面もありましたし、
どうしても他のアングラーと競い合う気持ちが先行してしまう瞬間が有りました…。
しかしながら、2017年はそんな事よりも自分が目の前のバスとどう向き合うか? また昨年の自分よりも心から釣りを楽しめているか?
で頭の中が一杯だった様に思います。笑
その為、ファイナル期間中に於いても寧ろ釣り仲間の方々と一緒に釣りをする機会が大半を占めましたし、
釣果を追うよりもスキルアップやルアーフィッシングそのものを純粋に楽しんでいる自分に気付いた瞬間、
昨年より精神的にも、また技術的にも一回り成長した自分自身が居ることを実感しました。
フィールドも現在のホームグラウンドである琵琶湖のウェーディングを中心に、南プロ、薮田プロとのガイドボート釣行、釣り仲間とのボート釣行と、
琵琶湖を中心としたスタイルで自分に出来る最大限の釣りが出来たという自負があります。
昨年以上に様々なルアーにトライしての釣果にサイズ以上の満足感が得られ、本当に充実した1ヶ月間でした。
(中でも開幕戦のウェーディングで仕留めた北湖のハイクオリティなLFKDファイナル開幕フィッシュは自身が工夫して
アンクルゴビーシャッドテールをカスタムしたROBOヒゲゴビーで仕留めた事もあり、心底シビれました…!)
結果的に2017年はLoveFishKingdom WEST 1位(KING)という名誉ある賞をいただき、釣り仲間のmatsuさんから会社のデスクで
「ROBOさん、KINGに選出されたよ!」との電話を貰った時、昨年の想い出がフラッシュバックして心が熱くなりました…!!
(私としては、我が子が誕生した年にLoveFishKingdom WEST 1位(KING)になれた事が本当に嬉しく、感慨深いですね…!!)
この1年間で、更に大きく変わった周囲の環境。
ブログやLoveFish?を通じて沢山の素晴らしいアングラーの方々との繋がりが関西に留まらず関東にまで拡がる中で、
プロトロッド[グランドスタリオン、キングサーペント]の開発過程に於けるフィールドテスト等にも関与させていただく機会も頂戴することが出来ました。
それにより、これまでの自分自身の釣り人生で蓄積してきたものを発揮することが出来ましたし、釣りそのものを更に深く、
濃く楽しめる素晴らしい趣味としてレベルアップさせることが出来た実感があります。
昨年の受賞コメントでも書きましたが、バスとの出会いはその日限り。しかしこうして拡がった釣り仲間の皆さまとのご縁は
これからも自分自身が大切に想い、努力をし続ける限りは永遠に続くものです。
私にとってはこのLoveFishKingdomで“頂点を目指す”、或いは“5役に入る”、
その他、“他のファイナリストの方々よりも大きく、クオリティの高いバスを獲る”などということよりも、
皆さまとこうしてバスフィッシングを通じて素晴らしい繋がりを拡げることが出来たこの過程こそが私が大切にしたかった事であり、
私が理想とするLoveFish?の方向性であると思います。
LoveFish Kingdom、特にファイナル期間中はどうしても上述の様な「競い合う気持ち」が前面に出てくることがあり、
アングラーによっては時に「魚と向き合う楽しさ、釣りをすることそのものの楽しさ」を失いがちになる方も居るかもしれません。
しかしながら、LoveFish?という企画はもっとシンプル、且つポジティブな姿勢でマイペースに楽しめる企画だと思いますし、
私自身、この原点を忘れないようにしたいと改めて実感したのが2017年のLoveFish Kingdomファイナルでした。
(LoveFish?に参加するアングラー同士、この企画の根底にあるルール順守や釣行マナーの向上を図りながら全国で仲間の輪が更に拡がり、
バスフィッシングそのものがプラスのイメージで認知されるチカラになれば最高だと思います…!)
長くなりましたが、この様な貴重な経験をさせてくれたイマカツ社の皆さま、イマカツプロスタッフの方々、そして今江さん。本当にありがとうございました!
2018年も引き続きLoveFish?という企画を盛り上げるべく、自分らしく、明るく前向きに楽しく釣りをさせていただきます!
【ブログ】
■ROBO BLOG 〜the artisan spirit〜
http://s.ameblo.jp/roadrunner0527/
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