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ランボルト120V発売開始!
今年の日本列島は、桜の開花が少し遅れているようで、今週になり、ようやくあちらこちらで、咲き始めたのを目にすることが出来、今週末辺りは満開で花見に良い感じです。

桜の開花に直接影響を与えていたのか分かりませんが、アメリカ航空宇宙局NASAによると、3月に入ってから太陽の活動が停滞していると発表があったそうです。

通常、太陽が活動しているときには、太陽の表面に黒点が無数に現れ、この黒点を観測することで太陽の活動状況が分かるのですが、一ヶ月近く、この黒点が観測されなかったようです。

調べてみると今年は例年に比べ紫外線量が低いという結果、太陽大丈夫なのか......

さて、前回の釣行1週間後辺りから天気は安定しだしたせいか、琵琶湖では日に日に巻物でも釣果が上がり始め、琵琶湖にもいよいよ春爆の訪れかと思わせるほどになり、このままジッとしていられるわけも無く、ルアーテストも兼ねて釣行してきました。

釣行二日前、天気予報を見ると週末にかけて天気は下り坂、しかも釣行前日の気温は低く雨という最悪な状況。

「タイミング悪っ」と思いながらも釣行準備を進め、いつも世話になっているシゲエモン艇の案内で、ビル男さんと共に当日を迎える事になりました。


怪しい雲行き。


早朝、今にも一降り来そうなドンヨリ空を眺めながら、湖の状況が気になって仕方が無く、「巻物で釣れるのか」という不安が脳裏を過ぎる。

ランチング後、2週間後の釣行ということもあり、湖の状況を探るべく、ファーストエリアは、シゲエモンのフェイバリットエリアへ向かいました。

やはり2週間後ともなると、湖の状況は180度変化、水の透明度からベイトのレンジ等全てが変わっていました。

ファーストエリアは空振りに終わり、各エリアで巻きをメインにランガンするも、皆ノーバイト、「何かおかしい」

そんな中、開始から、ひとりソルソニマッハをしゃくっていたビル男さんにファーストヒット。


40弱のバスはソルソニマッハのテイルフックに、
皮一枚状態のフッキング。


その数十分後に、またもビル男さんにソルソニマッハで40アップ。


このバスもテイル側のフックに皮一枚。
リアクションでは反応するものの喰いは浅いのか?


前日の冷たい雨が影響しているのか、ファーストムービング系では一切ノーバイト、「プロトルアーで釣りたい」と気合いと集中力だけはあるものの時間だけが過ぎていく。


今年の注目アイテムの一つ、マグナムバイブレーション105。
今回のテストメインに。
スローフロート仕様のバイブレーションでありながら、
リトリーブすると2メートル以上潜行していく。
また、即座にサスペンド、シンキングへとチューニング出来る。
あのルアーが効くパターンでぜひ使ってみたい‼


正午前、プロトルアーの改良点等が見え始め、ある程度目星が付いたところで、魚を触りたく、イールクローラー5.5インチ、ネコリグの付いたロッドを手に取り、キャストをすると直ぐに答えは返ってきた。

通常よりも小刻みなロングシェイクの後、ポーズを取っていると「コツッ」と明確なアタリがロッドティップに伝わったので、スイープに聞き合わせしてみると「グイグイ」とロッドティップが水中へ引っ張られ、揚がってきたのは40アップの白バス。


オマエの模様は何処行った!?


その後、2時間近く皆ノーバイト、正午を過ぎた頃から雲の間から太陽が覗き始め、水温は僅かながら上昇し出した午後2時ジャストに、私が操るイールクローラー5.5インチが小さなハンプに差し掛かった時、ロッドが水中目掛け孤を描いた。

「ジリジリ、ジリジリ」とドラグを何度も出されながら、ようやく揚がってきた48センチのグッドコンディションなバス。


良く引いたブリブリな48!
イールクローラー良く釣れます!


その後、マグナムスワンプをズル引きしていたビル男さんに、40アップがヒット。


ビル男さんは毎回何気に良く釣ります。


一方、朝から全くアタリらしきアタリの無いシゲエモンは、午後4時を過ぎた頃から、焦りを感じていたかは定かではありませんが、かなり追い詰められた様子。


哀愁漂うシゲエモン......


シゲエモン艇のルールでは、誰か一人がノーフィッシュで終わると、晩飯をヤケ食いしなければならない決まりがあり、しかも連帯責任として全員が対象で、ラーメン屋のハシゴなどをしなければならない。

時間は押し迫り、残り10分を切り、5分を切り......そしてラスト数分前。

次がラスト一投と皆で決め、最後のキャストをする......皆集中してリトリーブしていると「来たっ!」とシゲエモンが声を発した。

バレないようにリールをゴリ巻きし、バスはあっと言う間にデッキの上へ。

ラストキャストで揚がってきた魚は、ジンクスミニスーパーブレードをガッツリ咥えた48センチのバスだったのです。


記憶に残る一匹になることでしょう!


ヤケ食いコースを逃れられて、安堵に胸をなでおろす3人であった。

おしまい



ランボルト120V 
イマカツクランクIKシリーズの名称から一新、
ランボルトシリーズの誕生。
全長48ミリ
重さ 8グラム
潜行深度1.2メートル


さて、そろそろ店頭に並び出すランボルト120V、実は開発が始まったのは、確かワドルバッツが発売された翌年と記憶しているので6年ほど前になります。

ワドルバッツの派生として、ベイトロッド使用を前提とし、千鳥も兼ね備えたカバークランクというコンセプトのもとに進められていました。

しかし、カバークランキングとしての性能レベルは満足に値していたけれど、これといった決定打が無く、発売を見送っていました。


初期プロトは、FC1.5 という名称で開発が進行、


2016年に入り、霞ヶ浦を拠点とする大藪プロがテスターとして加わることで、開発が一気に加速しました。

シャローの多い霞ヶ浦だけでなく、全国規模で人気を博した、元祖ワインドリップクランクベイト、IK-180をベースに、スレ切ったフィールドに強いIKE-100のコンパクトさを融合させて、開発を進めることになったのです。

IK-180、IKE-100は、ワインドリップを搭載していることにより、障害物回避性能に優れ、低重心固定ウェイトで飛行姿勢が安定するために逆風でもよく飛びます。

そして何よりも、ワインドリップの恩恵で、柔らかいヌメヌメアクションを発するという特徴を持ち、プレッシャーのかかったバスによく効きます。


ランボルト120Vのリップ。 
元祖ワインドリップクランクベイトIK-180のリップを継承。


IK-180(上)
IKE-100(中)
ランボルト120V(下)


ランボルト120Vは、IKE-100よりも
ボリュームを抑えたシルエットに。



ランボルト120Vは、IKE-100よりもコンパクトになり、軽量化を補うためと、スモールクランクにありがちな、小さい番手のフックによるバラシの軽減を図るため、リアフックにオーバーサイズとも見える#4サイズを装着。

リアのフックがウェイトの役目を果たし、ベイトタックルでもストレス無くキャストすることが出来ます。


キャスティング時、重量のあるリアフックが、ボディを牽引し、
低重心ウェイトと相まってよく飛ぶ。
ランボルト120Vリアフック(一番下)


そして、ランボルト120Vに搭載している低重心ウェイトは、完全固定ではなく、ウェイトの遊びを意図的に設けた、ワンノッカーラトルとしての機能を持ち合わせています。


カタカタ、コトコトと音を発する
ワンノッカーラトルがデカバスによく効く。


初回、カラーラインナップ


#81 ブラックバックチャート

#722 カスミマジック2

#724 セクシー大藪シャッド2


#731 カレイド霞ジェラシー

#732 霞ボラ

#735 ブルーバックチャートタイガー


是非、この春から使ってみてくださいね!

それでは皆さん良い釣りを


 

 

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