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プロトルアー
こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

今年の10月は、寒くなったかと思えば、夏が再来したかと思うほどの暑さに見舞われたりと、気温差が激しいためか喉の調子が悪く、少々寝不足気味の日々を送っています。

寝不足といえば、就寝に着くギリギリまでスマートフォンやパソコンのモニター、テレビなどを見ている方も多いと思います。

私もそんな一人なのですが、実はこれが寝不足の原因の一つだと言われています。

スマートフォンやパソコンのモニター、テレビなどを見ると、目に入ってくる光の刺激(ブルーライトが良くないと言われている)はもちろん、同時に多くの情報が脳へ入ってきます。

すると脳は、興奮や緊張した状態へ導く交感神経の働きが活発になるため、人の体は休まるどころでは無くなってしまい、寝付きが悪くなり、浅い眠りになってしまうのです。

睡眠に関係するのは副交感神経であり、就寝前には体を休め、リラックスすることで副交感神経の働きを促すことで、良い眠りに就くことができます。

深い眠りを得たい方は、就寝の1~2時間前には光刺激の強いモニターを見るのを避けてはいかがでしょうか。


ブルーライトカット眼鏡 
これを使うと目が疲れにくくなったような気がする!?


ここ最近、来年度の新製品開発に思考を凝らし、今江さん試合用の霞・北浦戦プロトルアー作製にと毎日バタバタと忙しく、有休でも取って何処か遠くへ、釣り具を片手に放浪の旅に出たいと現実逃避している今日この頃です。




日本のトップカテゴリーであるJBTOP50は、バスを釣ることに関しての強者集団であり、フィールドにおいて、トップ50選手がテクニックを駆使して攻めた後は、ぺんぺん草も生えないほどになってしまうそうです。

そんなフィールドにテストを兼ねて実戦投入されるプロトルアーは、極限プレッシャーにさらされたエリアで使用することで、本当の善し悪しがハッキリと分かる実験場になっています。

同じルアーボディ形状に見えても、内部構造やアクションの異なるタイプをプリプラ段階から使用して頂き、問題点が見つかれば本試合までにルアーを改善して実戦投入されます。




多くのテストサンプルの中から日の目を見るのはごく一部、フィールドは、刻一刻と状況が変わっていくため、プリプラクティスとプラクティス、本試合とでは状況が異なっていることも多く、極端な場合、数分前まで効果のあったルアーが全く効かなくなることもあります。

その釣れていたパターンが季節限定であったり、天候によって釣果が左右される等の外的要因が多く存在するために、本当にこのルアーは、この状況時に効果的なのかと判断するのに困難を極めるのです。

そんな状況でテストを行っているため、開発期間が数年かかるものも珍しくない程で、中には全く活躍することなく、ボツになってしまうルアーは数知れず存在します。

また、テスト期間が長ければ良いというものでもなく、その時々のシーズナルな流行り等もありますし、良いタイミングに短期間で、いかに内容の濃いテストができるかにかかっているのです。




実際、今江さんのタックルボックスを覗くと、私でも何時作ったのか覚えていない程のプロトの数々が、自分の出番を待ちわびながら待機しています。

毎年フィッシングショーでは、今江さんのタックルが展示されますので、まじまじと見つめ、探してみてください。




ショーまでさらに忙しくなりそうですな~


それでは皆さん良い釣りを

 

 

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