“God Hand”　KENTA'S Design Lab

ワクワク感

こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

数ヶ月前だっただろうか、小学生になる息子が「アイの○×△が欲しい、アイの○※△のスイッチがどうたらこうたら、アイの○※△の電源は......」と言い出し始めた。

私は「最近の小学生は玩具じゃなくてスマートフォンを欲しがるのか、もっと他に欲しいモノがあるだろうに」と下手に話に乗ると買う羽目になると思い、話を聞き流していた。

無理もないだろう、最近の小学生は生まれたときから、親の使っている携帯にスマートフォンやタブレットが身近にあり、慣れ親しんで育ってきているし、周りの友達もスマートフォンを持ち始めており、欲しくなるのも自然の成り行きなのかなと。

ところがしばらくすると、息子が欲しがっているモノが見本市で展示され、「見て触れることができるかもしれないから見に行きたい!」と言い出した。

しかも場所は、インテックス大阪らしく、「そんなスマートフォン如きの新製品をわざわざ見に行くの？」と息子に話し掛けた。

「ちゃうで!！」と、なに言ってんだこの親父、と言わんばかりの表情で見つめられた。

息子は少し微笑みながら「大阪モーターショーが今週末にあって、アイエイトが展示されるから連れてってほしい」と言われたのです。

「ア・イ・エ・イ・ト……」

息子が数ヶ月前から欲しいと言っていたアイ○※△とは、BMW社がリリースした近未来的デザイン、跳ね上げ式ドアが特徴のプラグインハイブリッドスポーツカーだったのです。