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サスペンド
こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

2015年は、残すところ1ヶ月半を切ろうとしていますが、時が過ぎるのは本当に早いものです。

ここ最近は急に寒くなったかと思えば、10月上旬並みに暖かくなったりして、気温の変化に身体がついて行けなかった為に、私は風邪を引き、喉がイガイガ、声はハスキーボイスになる始末。

気温の差による原因もあるかもしれませんが、実は先月末夜通し12時間程、アオリイカを狙いに淡路島へエギングに行って来たのです。

少し肌寒いにもかかわらず、比較的薄着でエギをシャクリ続けたのがマズかったのか、釣行後から喉の調子が悪く現在に到っています。

毎年、アオリイカのシーズンになると無性にエギングがしたくなり、年に数回は釣行するのですが、今年は色々と予定があり、アオリイカのハイシーズンに行くことができず、終盤のこの時期になんとか行く事ができました。

やはり釣果は思わしくなく、アオリイカは600グラムと800グラムの2杯のみでリリースサイズが4杯、そしてコウイカ6杯、ヒイカ1杯にオマケのタコ1杯という結果。

明石近海のタコは本当に旨い!


お気に入りエギカラー
何故か紫色は海のフィッシュイーター全般に良く効く。


釣行した2日前から急に気温が冷え込み水温も下がった影響か、アオリイカはエギに対する反応が非常に悪く、アオリイカはベイトフィッシュを追いかけるでも無く、ストラクチャー付近を、ただボ~っとサスペンドしている低活性のアオリイカが至る所で見られました。

サイトで狙うもアオリイカはエギを激無視。

少しでも水温の高そうなエリアをランガンし、なんとかアオリイカを捕獲することに成功。

アオリイカのハイシーズン時は、エギをシャクル場所が無くなるほど釣り人でごった返すエギング、シーズン終盤になればその様なこともなく釣りをしやすいですね。

数は出ませんが釣れるサイズはまあまあ良いですよ。

釣った画像が無いのかって!?

釣りに夢中になると写真撮るのがめんどうになるのが昔からの私のダメなところで、来年はいっぱい写真撮るように心掛けます。

以上、明石のタコはメッチャメチャ旨かったと言うお話でした。

おしまい
  



さて、水温が低下してくるとルアーに対するブラックバスの反応は著しく悪くなり、釣れるルアーアクションも両極端になってきます。

ルアーのステイ時間を多く取り、活性の下がったバスにルアーをじっくり見せ付け、食わせる間を作ってやるアクションと、素早い動きでバスに考える間を与えずに反射でバスに口を使わせるアクション。

バスの喰が悪くなるとついついワームに手が行ってしまいますが、水温の低下とともにワーム素材が固くなってしまう為か、ショートバイトが増えてきます。

そこでショートバイトにも対応し、バスに長時間見せつけることもでき、リアクションも発生させることができるルアーの出番になってきますが、どんなルアーだと思いますか?

それは、これから春先まで活躍してくれるサスペンド仕様のシャッドやミノーなのです。


サスペンドシャッド


特にこれからの時期、水温は次第に下がりはじめ、冷たい水は比重が大きいために湖底付近に下がり、水の暖かい上層と2層に別れます。

バスは水の暖かい場所を好むために、湖底付近よりも暖かい中層にサスペンドする事が多くなり、居心地が良くエサも豊富なレンジで獲物を待ち構えます。

そのような中層で静止させることができる針剥き出しのルアーで、ワームのようにナチュラルに見せることができ、そしてトゥイッチ、ジャークによる激しいアクションで、バスに反射的要素で口を使わせることができる、静と動が最も明確なルアーがサスペンドシャッドとミノーです。


サスペンドミノー


良くサスペンドルアーは、ステイさせる時間が分からないとか、どんなアクション付けたら良いか分からないといった苦手意識を持っている方が居られますが、あまり難しく考えずに、まずは真っ直ぐルアーが泳ぐようにトゥルーチューン、ウェイトボードやスプリットリングの番手交換でサスペンド状態に調整してからキャストしてみて下さい。

次にバスの居そうなレンジまでルアーを潜行させ、2~3回トゥイッチ、その後3~10秒ステイ(厳寒期は10~30秒)させ、ステイ時、ラインは張らず緩めず、そして叉2~3回トゥイッチ、ステイの繰り返しで先ずはやってみましょう。

バスのアタリはラインに出る変化で合わせますが、ラインに出ないアタリも多く、ルアーステイ後のトゥイッチ、ジャーク時に何か重くなって初めて気が付く事も多いため、ロッドやラインに何か違和感があれば、軽くスイープに合わせて見てください。

それでバスがヒットしていれば、グイグイと引いてきますので、間髪を要れずにもう一度スイープに合わせましょう。

応用でトゥイッチとジャークを組み合わせる方法や、トゥイッチせずストレートリトリーブとステイの組み合わせや、ストレートリトリーブとトゥイッチ&ジャーク、その後ステイなどで、その日のバスの活性に合わせて色々試してみてください。


考え方によっては、トップウォータールアーもサスペンドルアーに属する!?


それでは皆さん良い釣りを

 

 

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