ちょっと気になる最新グッズ&タックルの巻
間もなく亀山ダムに出発する。今回は振り替え日程都合上、オフリミットが無いためそのまま試合に突入する。猛暑の中で練習&試合の連続は体力的に相当厳しく、上手く体を慣らして試合に臨まなければ、今回は試合以外の面で勝負が決してしまうかもしれない。 さて、今回の亀山戦はエレキ戦になる。エレキ戦としては最大級の広さがある亀山湖だけに、エレキの保守メンテナンスが非常に重要な戦いになりそうだ。ということで今回亀山戦に投入するのは永遠の宿敵??沢村さんが遂に今年から一般にも販売を開始したKTF(キャリルチューンドファクトリー)フルチューニングの36V109ポンド(130ポンド相当!!)モーターガイド。しかも今回は沢村さんの好意で特別仕様の非売品ハンドエレキ(これまたなんと130ポンド相当!!)の前後2基掛け(亀山は2基掛けまでがルール)仕様となった。一基でも恐ろしいほどに速いだけに、試合では最大の武器になるだろう。チューニングレベルも耐久性、コストとの兼ね合いで様々な仕様があるようで、興味がある人はキャリルに相談してみるといいだろう。
それにしてもまあ、よくここまでやりますなぁと変に感心してしまうほど、KTFチューンは並外れたきめ細かさのチューニングになっている。内部構造、配線からスイッチまで全て高負荷に耐えられる仕様に変更され、オマケにスピンナーロックで冷却効果も高めてある。
普通の人はそこまでやんなくても・・・と引いてしまいそうだが、ここまでやるところが沢村さんの沢村さんたる所以。 ワンナップお立ち台しかり、ベテランの中での今だ闘志衰えない沢村さんの姿勢には私もいつも刺激されている。
さて、エレキのチューンもここまで来たかって感じがするが、ジャバロンが発売されて以来、いろんなメーカーさんが 面白いものを会社に持ってくるようになった。以前ここでも紹介したワームコート補強剤も間もなく某メーカーから市販化されるようで、ジャバロンやワッキーリグにはもってこいの今までに無い補強剤になりそうだ。
このワームコートはジャバロンなどの裂けやすい部分にあらかじめ薄く塗っておくタイプで、速乾性がよく、現場でも直ぐにコートすることが出来る。強度も塗ると塗らないとでは大きな差が出る優れものだ。 しかし、さすがにバスを釣って大暴れされた挙句、顎の部分が大きく裂けてしまうともはや処置の仕様がない。これだけはワーム接着剤で何とかひっつけても、大幅に強度が落ちるため、再度使えても耐久力は僅かなのが悩みだった。
ところが、どうしてもジャバロンを何度も使いたいと言う熱意?か、これに関してもまた別の某メーカーが非常に優れた モノを開発してきた。 これはまさしく高濃度のゲル状のボンドで、使用前に補強するワームコート補強剤とは異質のもので、完全に裂けてから補修するタイプの補修剤だ。
速乾性こそやや遅いが、裂け目に分厚く充填することによって一体化し、乾燥後は驚くほどの強度を維持してくれる。 やや見かけが悪くはなるが、その強度は無傷の状態より強いほどで非常に重宝している。
このゲルで補修した後、ワームコート補強剤を上塗りしておけば、ジャバロンの強度は圧倒的に高いものになってくれる。今のところ数本しかないサンプルカラーのジャバ160アーカンソーシャイナーの1本を補修し続け、5匹の45アップを釣ってまだ、現役である。
この2種類の最新ワーム補強剤が発売になれば、従来のワームの耐久力が飛躍的に上がるとこは間違いないだろう。また、さまざまな独創的ワームチューニングも簡単になる。ジャバロンの顎裂けトラブルは奇しくもワームの世界を更に進化させてしまったようだ。 それでもワームが切れてしまうのは嫌だと言う人に朗報???某ショップで先日見つけた、ジャバロンハード??ならぬ多連結リップレスプラグ。お値段仰天の11150円也・・・。度胸のある人はどうぞ。
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