次号、ルアマガではLTZ使いこなしの奥義を紹介。
峠最速、「パンダトレノ」が「悪魔のZ」に変貌する?時速300kmの世界も凄い・・・ぞ?。
ワドバギ君とアンドロ鮎顔君の野池爆裂は次回に置いといて、以前から是非見て欲しかった実戦ベイトフィネス究極のアプローチ例を今回は紹介します。
ようやく完成にこぎつけたアンドロ鮎フェイス。
最終的にアンドロ180の顔の形(丸み)が一番釣れてしまった…。
そこで顔の外郭シルエットはそのまま残すことに確定。ボディーは一部リファイン、発売は7月を予定?。
さて、自分的にこのBFキャスト〜キャッチはまさに究極!と言うのが、実はYOU TUBE動画「黒帯RF3&アンドロI字釣法ダイジェスト」の21秒〜25秒に出ている映像。
一見、なんてことないピッチングだが、このキャストにはBFの究極とも言えるアプローチが凝縮されている。
まず、この時狙ったスポットは、画面奥、丁度黄色い円で囲んだ部分。動画画面では見にくいが、DVDではこのスポットの前に黒いゴミ袋が浮いているのが見える。
この何気ないシーンにBF究極のキモが凝縮。
実はこの時、大型バスがゴミ袋の奥のブッシュの影に浮いているのをサイトで発見していた。(赤い色部分)。
デカいバスがブッシュ奥に浮いている状態。手間にでっかいゴミ袋。スピニングでは厳しい局面。
そこで、2.3gアベラバ&アンゴビー3を、そのバスに向かって左奥、ブッシュの影に潜むバスよりさらに奥側の壁際ほぼゼロメートルに、LTZ(LTボディーの最終プロト)による超低弾道「無音着水」を決めた。映像で見るべきポイントは、キャスト直後のロッドティップ。着水の瞬間、ルアーの勢いをサミングで完璧に殺し、水面にルアーを置きに行っているのが解るだろうか。
実際の着水点はもっと奥です。DVD画像では大画面で見ると波紋が僅かに見えます。
ここからが究極のアプローチ。無音着水を決めた後、そのままアベラバを沈めるのではなく、バスの目線位置を一瞬横切る様にすぐ前のゴミ袋のエッジまで泳がせ、ゴミ袋を利用して水面直下で止めた。その距離僅か80cm程。バスは無警戒にゴミ袋にステイさせたアベラバに水面を割ってモンドリング。ここまでの一連をほぼ完ぺきに、着水音なし、ラインも沈めずに実践できた好例。厳しい試合中ゆえ、相当に緊迫した状況での満点アプローチである。
体の半分を水面にだしてのモンドリングバイト。完璧に罠にかかった状態。
試合中のテンションでこれを成功させれればリアルBF免許皆伝。
TOP50レベルの試合になると、着水音を殺す事、ラインをバスに見せない事は絶対基本。スキッピングはカッコいいが、ルアーの飛行中の影ですらバスが逃げる試合では着水音が起きるスキッピングは可能な限り避けている。取材ではパフォーマンスとしてやりますが…。試合では可能な限り「無音」で入れるのが真の必殺。
さりげないワンシーンですが、DVD黒帯RF3はこう言った細部に注意して見ると、取材では絶対に見られない「業務用スキル」が発見できると思います。
| イカキング改め、自ら「一休さん」になったホサキング。何処に行ったかと思いきやスーパーにいました。
6月3日(月)、禁欲、ちゃうちゃう、謹慎解除でブログ再開です。
厳しく指導していきますので応援してやってください。 |
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