LTZ&LTZ/AE930proマグ&メカニカル設定法の巻
ホサキンブログhttp://ameblo.jp/hosaking/entry-11466950791.htmlで先にすっぱ抜かれてしまいましたが、 ブルーとイエローの相性って意外にクールだったLTZ/AE930pro。 なんかレッドスプールでインスピBLKシリーズと組んで見たい気も・・・。 ショーが終わってようやく一息…と言いたいところだが、トーナメントシーズンが始まる前にこの先半年の生産&出荷計画を組まなければならず、結局、なんやかんやでドタバタしてます。 疲れた時はのんちゃんの笑顔に癒されてます。 さて、ショーで何度か質問されたんですが、LTZ/AE74は基本マグブレーキは「0ポジション」が2.3gアベラバ&アンクルゴビー、7〜8ポンドフロロ55回転巻き標準でピッチングとキャスティングがストレスなく同時に両立するセッティングになっています。 この「ゼロポジション」のキモは、マックス方向へ残り50%、ミニマム方向へも残り50%のマグブレーク調整幅を残している事。強風下でもワスプ55等をフルキャストでガンガン投げたい時はマックス方向へ、そして超軽量ルアーの高精度ピッチングに徹底して特化したいのならよりミニマム方向へ調整します。その際、双方へ均等にマグの余力幅が極めて広いのがLTZのキモです。 LTZの通称「遠赤?マグブレーキ」はゼロポジションが全ての基本。 ここからプラスマイナス50%の強弱を決める設計です。 同時にメカニカルの基本設定が実はベイトフィネスリールの隠れたキモ。マグ以上に実はこっちがストレスフリーには重要だと言う事を覚えておいてください。 1、設定方式はLTZやLTX930PROの場合、スプールに親指を置いて、左右にカタカタとスプールが動くまでまずメカニカルを緩めます。 2、次に、カタカタと左右にスプールを指で動かしながらゆっくりとメカニカルを締めていき、カタカタと音が消えた時点で一旦止めます。 3、そして、そこからラインテンションをフリーにした状態で、クラッチを切って親指を離します。すると、スプールがラインの重さと張りで2~3回転自走し、ラインがスプール上に緩んで浮いてしまいます。 4、このスプールの自走によるラインの軽いバックラッシュ状態を防ぐため、ここから更にメカニカルを極々僅かに締め、スプールがフリーでも自走しないギリギリまで締めます。ここが最もストレスの少ないメカニカルベストポイントです。 LTX930PROは結構、立ち上がりが過激なので、メカニカルのセッティングがキモになります。 KTFのメカニカル設定とはちょっと違います。 LTX930PROも基本は同じ。メカニカル設定は機械的設定なので基本的にマグの強弱は設定に大きくは影響しません。LTZはメカニカルの設定がより幅広く、より微妙にセット出来るように調整されているのも特徴です。そのためメカニカルノブのクリック音は、精度と緩みを防ぐためにも必要な機能です。 赤のLTX930PROもカッコいい。 LTZのイエローストライプとの相性や如何に・・・。 ちなみにLTZ/AE930PROは、基本、ストレスフリー設定ですが、LTZに比べるとかなりレーシングな味付けです。初〜中級者には安定感の高いLTZをお勧めしますが、その先、紙一重の世界を体験したい人はどうぞ!3月末〜4月上旬リリース確定です。 LTZは予定通り3月末〜4月上旬にファーストロットがデリバリーされそう。 価格も市場価格(店頭価格)で、アンダー4万円確実!? |